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Title : S/RES/1946 : The situation in Cote d'Ivoire

安保理決議第1946号
コートジボアール情勢に関する決議

採択日:2010/10/15
会合:第6402回会合
投票:全会一致
プレスリリース:SC/10057

安全保障理事会は、

 コートジボアール情勢に関する過去の決議及び議長声明、特に決議第1880号(2009)・第1893号(2009)・第1911号(2010)・第1933号(2010)を想起し、
 同国の主権・独立・領土保全・統一への強い責務を再確認し、善隣・不干渉・地域協力の原則の重要性を想起し、
 2010年5月20日付け事務総長報告(S/2010/245)及び国際連合コートジボアール専門家グループの2009年10月9日付報告(S/2009/521)・2010年4月12日付報告(S/2010/179)に留意し、
 特に計画されている大統領選挙の文脈における、決議第1572号(2004)・第1643号(2005)により導入された措置の同国の安定に対する継続的貢献を強調し、これらの措置が同国における和平プロセスの支援を目指していることを強調し、
 ブルキナファソ大統領であるブレーズ・コンパオレ調整官(the Facilitator)の庇護の下、2010年9月21日にワガドゥグーで開催された恒常的諮問枠組み(the permanent consultative framework)の最近の会合の結論を歓迎し、有権者名簿の作成と確認を歓迎し、2010年10月31日に大統領選挙の第1回投票が実施されることに対する同国の関係者の責務に留意し、選挙が独立選挙委員会により確定された時間枠組みの範囲における、公開された、自由かつ更正で透明な条件下での選挙プロセスを計画したとおり完了することを関係者が保証することを要請し、
 人権状況は全体として持続的に改善しているにもかかわらず同国の異なる地域における、性的暴力行為を含む、文民に対する人権法・人道法違反の度重なる報告に懸念をもって留意し、加害者は裁判にかけられるべきであることを強調し、同国における人権法・国際人道法に対するあらゆる違反に対する確固たる非難を繰り返し、女性と平和・安全に関する決議第1325号(2000)・第1820号(2008)・第1888号(2009)・第1889号(2009)並びに子どもと武力紛争に関する決議第1612号(2005)・第1882号(2009)、武力紛争における文民の保護に関する決議第1674号(2006)・第1894号(2009)を想起し、
 同国の情勢は引き続き当該地域における国際平和と安全に対する脅威であるとみなし、
 国際連合憲章第7章の下に行動し、

  1. 決議第1572号(2004)第7から第12パラグラフにより導入された武器及び金融・渡航に関する措置並びに決議第1643号(2005)第6パラグラフにより導入されたコートジボアールからのあらゆるダイヤ原石のいかなる国への輸入を防止する措置を2011年4月30日まで更新することを決定する。
  2. 選挙プロセス並びに和平プロセスの主要な措置の履行において達成された進展に鑑み、決議第1933号(2010)において言及されたように, 第1パラグラフに記載された期間終了までに上記第1パラグラフにおいて更新された措置を見直すことを決定し、さらに国際標準に従った公開され自由かつ公正で透明な大統領選挙の実施後3か月以内に、和平プロセスの進展に従い、可能であれば制裁枠組みを修正・停止または維持するとの観点から、上記第1パラグラフにおいて更新された措置を上記第1パラグラフに記載された期間実行することを決定する。
  3. ワガドゥグー政治協定(the Ouagadougou Political Agreement)の同国内参加者及びあらゆる国家、特に当該地域諸国に対し、必要に応じて必要な規則・規定を定めることにより上記第1パラグラフにおいて更新された措置を全面的に履行することを要請し、また国際連合コートジボアールミッション(UNOCI)に対し、その能力と活動委任内容の範囲内で全面的支援を行うことを要請し、さらにフランス軍に対し、この観点から、その活動と能力の範囲内でUNOCIを支援することを要請する。
  4. ワガドゥグー政治協定の同国関係者、特に同国当局が、最初に決議第1584号(2005)第7パラグラフに基づき設置された専門家グループに対し、その設置場所に関係なく、必要に応じて申告なしに、同国防衛ユニットの管理下にあるものを含み、決議第1584号(2005)第2パラグラフ(a)において言及された装備・敷地・設備並びにあらゆる武器・弾薬・関連物資への無妨害のアクセスを提供することを要請し、さらに決議第1739号(2007)・第1880号(2009)・第1933号(2010)において設定されたそれぞれの活動委任内容を実行するためにUNOCI及びこれを支援するフランス軍に対し同じ条件において無妨害のアクセスを提供することを要請する。
  5. 決議第1933号(2010)第27パラグラフ及び決議第1572号(2004)第8パラグラフの条項に従い、武器禁輸は、制裁委員会により事前に承認され、治安を維持するためにのみ適切かつ比例的に同国保安軍が利用する非殺傷装備の供給には適用しないことを決定する。
  6. 決議第1572号(2004)第9・第11・第14パラグラフに従い、以下の行為を為す個人に対し、委員会により指定された措置を全面的に導入する準備のあることを強調する。
    1. 特にワガドゥグー政治協定において参照された和平プロセスの履行を阻止することによる同国における平和・国民和解プロセスへの脅威
    2. UNOCI及びこれを支援するフランス軍・事務総長特別代表・調整官・コートジボアール特別代表への攻撃または彼らの行動への妨害
    3. UNOCI及びこれを支援するフランス軍の移動の自由に対する障害に対する責任
    4. 同国における人権及び国際人道法に対する深刻な違反に対する責任
    5. 憎悪や暴力の扇動
    6. 決議第1572号(2004)第7パラグラフにより導入された措置に違反する行為
  7. UNOCIのメディア監視報告暴力及び国内紛争の再開を扇動するメディア支局に懸念をもって留意し、選挙プロセス、特に独立選挙委員会及びあらゆるその他の関係者の活動、大統領選挙及び議会選挙の結果の公表と認証を妨害する者へ制裁を導入する準備があることを強調する。
  8. 関係するあらゆる国家、特に当該地域諸国に対し委員会に全面的に協力することを要請し、委員会が必要とみなしたさらなる情報を要請する権限を承認する。
  9. 決議第1727号(2006)第7パラグラフにおいて設定された専門家グループへの活動委任期限を2011年4月30日まで延長することを決定し、事務総長に対し必要な管理的措置をとることを要請する。
  10. 決議第1727号(2006)第7パラグラフ(e)において言及された報告には、必要に応じて、決議第1572号(2004)第9・第11パラグラフにおいて記述された個人及び組織の委員会による追加指示を可能とする情報及び勧告を含むことを決定し、さらに、監視メカニズムに関する方法論的標準を明らかにするための可能な措置を議論している第21・第22・第23パラグラフを含む、最良事例及び方法に関する再生の一般的問題に関する非公式作業部会報告(the Informal Working Group on General Issues of Sanctions report; S/2006/997)想起する。
  11. 専門家グループに対し、決議第1572号(2004)第7・第9・第11パラグラフ及び決議第1643号(2005)第6パラグラフにより導入された措置の履行について、活動委任期限終了15日前までに委員会を通じて安全保障理事会に勧告を含めて報告を提出することを要請する。
  12. 事務総長に対し、UNOCIにより収集され、可能であれば専門家グループによりレビューを受けた、同国への武器及び関連物資の供給に関する情報を必要に応じて委員会を通じて安全保障理事会に提出することを要請する。
  13. ランス政府に対しても、フランス軍により収集され、可能であれば専門家グループによりレビューを受けた、同国への武器及び関連物資の供給に関する情報を必要に応じて委員会を通じて安全保障理事会に提出することを要請する。
  14. キンバリープロセス(the Kimberley Process)に対しても、可能であれば専門家グループによりレビューを受けたダイヤモンドの生産及び違法輸出に関する情報を委員会を通じて安全保障理事会に提出することを要請し、さらにキンバリープロセスにより調整された科学的研究目的でのダイヤモンド原石標本の確認に関する決議第1893号(2009)第16・第17パラグラフにより設定された例外を更新することを決定する。
  15. あらゆる国家・関連する国際連合機関・キンバリープロセスを含むその他の機関・関係者に対し、特に決議第1572号(2004)第7・第9・第11パラグラフ及び決議第1643号(2005)第6パラグラフにより導入され、上記第1パラグラフにおいて更新された措置の違反に対する処理に関する情報を提供することにより、委員会・専門家グループ・UNOCI・フランス軍に全面的に協力することを要請し、さらに専門家グループに対し同国における政府プロセスを促進するためにあらゆる活動者と必要に応じて活動を調整することを要請する。
  16. さらにこの文脈から、あらゆる同国勢力及びあらゆる国家、特に当該地域諸国が以下のことを保証することを要請する。
  17. この問題に引き続き積極的に取り組むことを決定する。

分野:
地域:S/RES/1942コートジボアール情勢
採択順:S/RES/1945S/RES/1947
Updated : 2010/11/07