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Title : S/RES/1932 : International Criminal Tribunal for the Prosecution of Persons Responsible for Genocide and Other Serious Violations of International Humanitarian Law Committed in the Territory of Rwanda and Rwandan Citizens Responsible for Genocide and Other Such Violations Committed in the Territory of Neighbouring States between 1 January and 31 December 1994

安保理決議第1932号
ルワンダ国際刑事裁判所に関する決議

採択日:2010/06/29
会合:第6349回会合
投票:全会一致
プレスリリース:SC/9967

安全保障理事会は、

 2010年5月25日付ルワンダ国際刑事裁判所(以下「同国際裁判所」と記す)所長書簡を添付した、安全保障理事会議長宛2010年6月2日付事務総長書簡(S/2010/289)に留意し、
 1994年11月8日付決議第955号(1994)・1998年4月30日付決議第1165号(1998)・2000年11月30日付決議第1329号(2000)・2002年5月17日付決議第1411号(2002)・2002年8月14日付決議第1431号(2002)・2006年10月13日付決議第1717号(2006)・2008年7月18日付決議第1824号(2008)・2008年12月19日付決議第1855号(2008)・2009年7月7日付決議第1878号(2009)・2009年12月16日付決議第1901号(2009)を想起し、
 特に、安全保障理事会が裁判所に対し2004年末までに捜査を完了し、2008年末までに第一審におけるあらゆる裁判を完了し、2010年内に全ての活動を完了させるためのあらゆる可能な措置をとることを要請する2003年8月28日付決議第1503号・2004年3月26日付第1534号を想起し、
 裁判所は2010年内に全ての活動を終了させることはできないとの完了戦略報告(Completion Strategy Report;S/2010/259)における裁判所による評価並びに同国際裁判所の直面している障害に留意し、この観点から懸念を表明し、
 経験豊かな要員の損失に関する国際刑事裁判所所長の懸念に留意し、同国際裁判所の活動の適時な完了にとって要員確保は不可欠であることを確認し、
 決議第1901号(2009)において、安全保障理事会が、同国際裁判所が提示した公判計画に基づき2010年6月30日までに、同国際裁判所のあらゆる第一審判事の任期及び上訴審判事判事の任期を2012年12月31日までに、早期に結審すればその担当の公判が完了するまで延長する意図を強調したこと並びに国際刑事裁判所所長に対し、任期を延長または上訴審の再任された上訴審判事に関する情報を含む更新された第一審及び上訴審計画を安全保障理事会に提出することを要請したことを想起し、
 さらに、同国際裁判所規程第13条第3パラグラフに従い、決議第1878号(2009)により修正された、上訴審部に再任された各判事の任期は上訴審部に着任している判事の任期と同様とすることを想起し、
 現在同国際裁判所に従事している1名の常任判事及び2名の臨時判事がその担当の公判完了に際し、2010年末までに離任することに留意し、
 国際刑事裁判所所長により提出された更新された第一審及び上訴審計画に留意し、
フェリシアン・カブガ(Felicien Kabuga)の事案についてのケニアの協力の欠如に関する主任検察官報告を国際刑事裁判所所長が提出したこと及び2010年6月18日の安全保障理事会会合におけるケニアによる協力表明に留意し、
 国際連合憲章第7章の下で行動し、

  1. 同国際裁判所により起訴された人物の公判の必要性を再確認し、あらゆる国家、特に大湖地域の国家に対し同国際裁判所への協力を強化し、あらゆる必要な支援を提供する要請を繰り返し、特に関連諸国に対しフェリシアン・カブガ(Felicien Kabuga)、オーガスティン・ビジマナ(Augustin Bizimana)、プロタイス・ムプリリャナ(Protais Mpriranya)及びその他の同裁判所被起訴者の逮捕を要請する。
  2. 同国際裁判所が迅速に活動を完了させるために適切に要員を配置する重要性に留意し、事務局及びその他関連する国際連合機関に対し、同国際裁判所が活動の完了に向けてこの問題に対処するための現実的な解決策を見出すために同国際裁判所書記局との協働を継続することを要請し、同時に同国際裁判所に対し中核の機能に焦点を当てる努力を新たにすることを要請する。
  3. 以下に掲げる上訴審の構成員である同国際裁判所常任判事の任期を2012年12月31日まで、または早期に結審すればその担当の公判が完了するまで延長することを決定する。
  4. 以下に掲げる同国際裁判所第一審常任判事の任期を2011年12月31日まで、または早期に結審すればその担当の公判が完了するまで延長することを決定する。
  5. 以下に掲げる、現在同国際裁判所に従事している臨時判事の任期を2011年12月31日まで、または早期に結審すればその担当の公判が完了するまで延長することを決定する。
  6. 本決議付属文書において設定されたように同国際裁判所規程第12条 ter を修正することを決定する。
  7. 同国際裁判所に対し、迅速に活動を完了させることを要請する。
  8. この問題に引き続き積極的に取り組むことを決定する。

付属文書

Article 12 ter: Election and Appointment of ad litem judges

  1. If there are no ad litem judges remaining on the roster or if no ad litem judge on the roster is available for appointment, and if it is not possible to assign a judge currently serving at the International Tribunal, and all practical alternatives having been explored, the Secretary-General may, at the request of he President of the International Tribunal, appoint a former permanent or ad litem judge of the International Tribunal or of the International Tribunal for the former Yugoslavia, to serve as an ad litem judge in the Trial Chambers for one or more trials.

分野:
地域:S/RES/1901ルワンダ情勢S/RES/1932
採択順:S/RES/1931S/RES/1933
Updated : 2010/07/02