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Title : S/RES/1931 : International Tribunal for the Prosecution of Persons Responsible for Serious Violations of International Humanitarian Law Committed in the Territory of the Former Yugoslavia since 1991

安保理決議第1931号
旧ユーゴスラビア国際刑事裁判所に関する決議

採択日:2010/06/29
会合:第6348回会合
投票:全会一致
プレスリリース:SC/9966

安全保障理事会は、

 2010年5月31日付旧ユーゴスラビア国際刑事裁判所(以下「同国際裁判所」と記す)所長書簡を添付した2010年6月18日付安全保障理事会議長宛事務総長書簡(S/2010/330)に留意し、
 1993年5月25日付決議第827号(1993)・2005年1月18日付第1581号(2005)・2005年4月20日付第1597号(2005)・2005年7月26日付第第1613号(2005)・2005年9月30日付第1629号(2005)・2006年2月28日付第1660号(2006)・2006年4月10日付第1668号(2006)・2008年2月2日付第1800号(2008)・2008年9月28日付第1837号(2008)・2008年12月12日付第1849号(2008)・2009年7月7日付第1877号(2009)・2009年12月16日付第1900号(2009)・2010年3月18日付第1915号(2010)を想起し、
 特に、安全保障理事会が裁判所に対し2004年末までに捜査を終了し、2008年末までに第一審におけるあらゆる裁判を終了し、2010年内に全ての活動を終了させるためのあらゆる可能な措置をとることを要請する2003年8月28日付決議第1503号・2004年3月26日付第1534号を想起し、
 裁判所は2010年内に全ての活動を終了させることはできないとの完了戦略報告(Completion Strategy Report;S/2010/270)における裁判所による評価に留意し、この観点から懸念を表明し、
 経験豊かな要員の損失に関する国際刑事裁判所所長の懸念に留意し、同国際裁判所の活動の適時な完了にとって要員確保は不可欠であることを確認し、
 決議第1900号(2009)において、安全保障理事会が、同国際裁判所が提示した公判計画に基づき2010年6月30日までに、同国際裁判所のあらゆる第一審判事の任期及びあらゆる上訴審判事の任期を2012年12月31日までに、早期に結審すればその担当の公判が完了するまで延長する意図を強調したこと並びに国際刑事裁判所所長に対し、任期を延長したまたは上訴審に再任された上訴審判事に関する情報を含む更新された第一審及び上訴審計画を安全保障理事会に提出することを要請したことを想起し、
 さらに同裁判所規程第14条第3パラグラフ3に従い、決議第1877号(2009)により修正された、上訴審部に再任された各判事の任期は上訴審部に着任している判事の任期と同様とすることを想起し、
 9名の臨時判事が、同裁判所規程第13条 ter 第2パラグラフにおいて定められた3年の通算期間を超えて同国際裁判所に従事することを妥当と見なすことを検討し、
 現在同国際裁判所に着任している1名の常任判事及び3名の臨時判事がその担当の公判完了に際し、2010年末までに離任することに留意し、
 国際刑事裁判所所長により提出された第一審及び上訴審に留意し、
 国際連合憲章第7章の下で行動し、

  1. 同国際裁判所により起訴された人物の公判の必要性を再確認し、あらゆる国家、特に旧ユーゴスラビアの国家に対し同国際裁判所への協力を強化し、あらゆる必要な支援を提供する要請を繰り返し、特にラトコ・ムラディッチ(Ratko Mladic)及びゴラン・ハジッチ(Goran Hadzic)及びその他の同裁判所被起訴者の逮捕を要請する。
  2. 同国際裁判所が迅速に活動を完了させるために適切に要員を配置する重要性に留意し、事務局及びその他関連する国際連合機関に対し、同国際裁判所が活動の完了に向けてこの問題に対処するための現実的な解決策を見出すために同国際裁判所書記局との協働を継続することを要請し、同時に同国際裁判所に対し中核の機能に焦点を当てる努力を新たにすることを要請する。
  3. 以下に掲げる上訴審部の構成員である同国際裁判所常任判事の任期を2012年12月31日までまたは早期に結審すればその担当の公判が完了するまで、または上訴審部の構成員としての任期終了まで延長することを決定する。
  4. 以下に掲げる同国際裁判所第一審常任判事の任期を2011年12月31日まで、または早期に結審すればその担当の公判が完了するまで延長することを決定する。
  5. 以下に掲げる、同国際裁判所臨時判事の任期を2011年12月31日まで、または早期に結審すればその担当の公判が完了するまで延長することを決定する。
  6. 同国際裁判書が提示した公判計画に従い、同国際裁判所第一審判事の任期を2011年6月30日まで延長する意図を強調し、国際刑事裁判所所長に対し更新された第一審及び上訴審計画を遅くとも no later than 2011年5月15日までに安全保障理事会に提出することを要請する。
  7. ベアド(Baird)・ダビド(David)・グウァンザ(Gwaunza)・ハーホフ(Harhoff)・ラタンツィ(Lattanzi)・ミンドゥア(Mindua)・プランドラ(Prandler)・トレチセル(Trechsel)の各臨時判事に対し、裁判所規定第13条 ter 第2パラグラフにおいて規定されている通算在任期間を超えて従事することを承認することを決定する。
  8. 同国際裁判所に対し、迅速に活動を完了させることを要請する。
  9. この問題に引き続き積極的に取り組むことを決定する。

分野:
地域:S/RES/1915旧ユーゴスラビア情勢
採択順:S/RES/1930S/RES/1932
Updated : 2010/07/02