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Title : S/RES/1927 : The situation in Haiti

安保理決議第1927号
ハイチ情勢に関する決議

採択日:2010/06/04
会合:第6330回会合
投票:全会一致
プレスリリース:SC/9944

安全保障理事会は、

 ハイチに関する過去の決議、特に決議第1908号(2010)・第1892号(2009)・第1840号(2008)・第1780号(2007)・第1743号(2007)・第1702号(2006)・第1658号(2006)・第1608号(2005)・第1576号(2004)・第1542号(2004)を再確認し、
 同国の主権・独立・領土保全・統一への強い責務を再確認し、
 同国政府及び民衆が被った深刻な荒廃状態を認識し、2010年1月12日の震災の結果としての新たな課題と脅威に関する懸念を表明し、MINUSTAHが安全保障理事会により同国の安全と安定を保証するために現在委任されている活動を継続する必要性を強調し、
 震災の影響は過去数年間における安定に向けた進展を破壊してはいないが、新たな機会と障害をもたらしたという事務総長に評価を共有し、
 同国政府が国家機関が機能し、基本サービスを提供し、国家能力を構築することを継続できるようにするために国際社会による拡大支援の必要性を認識し、この観点から、MINUSTAHが果たす価値ある支援の役割を認識し、
 国際ハイチ支援国会議(the Haiti International Donors' Conference)において発表された国家復興・発展活動計画(Action Plan for National Recovery and Development)において同国政府が優先事項を定めたことを歓迎し、国際社会に対し活動計画と活動を調整することを奨励し、
 国際社会の重要な貢献、特に2010年3月31日に開催された国際ハイチ支援国会議「ハイチの新たな未来に向けて」を歓迎し、資金拠出国に対し適時な方法でその制約を遵守することを要請し、
 震災に対応するための国際連合によりなされた並外れた努力を賞賛し、ハイチの安定と安全の保証におけるMINUSTAHの重要な役割を認識し、また、MINUSTAH及び国際連合現地駐在チームが復興の努力において同国を支援するためにこれまで果たしてきた補完的役割を認識し、同国における国際連合機関・基金・プログラムのあらゆる活動に調整と実行において事務総長特別代表の権限を再確認し、
 震災後の復興・再構築プロセスにおける同国政府の指導的役割を強調し、あらゆる国際連合活動者及びその他この観点から政府を支援する関係者の間の調整及び補完の努力の増大の必要性を強調し、
 同国当局が国家人権機関を強化し、免責を終結させ、法の支配と安全を保証することを含め、人権の保護と促進の努力を継続する必要性を再確認し、
 適時な方法で首長選挙・議会選挙・大統領選挙を実施する重要性を強調し、同国当局がそのようにする意図を歓迎し、あらゆる政党及び関係者に対しこの目的のために協同し、選挙プロセスへの女性の参加を促進することを奨励し、
 2010年4月22日付事務総長報告(S/2010/200)及びその勧告を歓迎し、
 決議第1542号(2004)第7パラグラフ第1セクションにおいて記載されているように国際連合検証第7章の下に行動し、

  1. 明確に定義された目的、特にハイチ国家警察(the Haitian National Police)の能力構築に焦点を当てた目的をもった暫定的な増加として、決議第1908号(2010)において承認された警官数に加え、さらに680名の警官を展開することを承認する。
  2. それゆえにMINUSTAHは最大で8,940名のあらゆる階級の軍事部隊と最大で4,391名の警官からなる警察部隊から構成されること並びにMINUSTAHの新たな軍事及び警察部隊の水準は選挙期間及び付随する憲法に基づく権力移行期間を通じて緊密かつ定期的に見直されることを決定し、事務総長に対し決議第1908号及び現在の決議の履行の評価を安全保障理事会への次期事務総長報告に含むことを要請する。
  3. 同国の安定化のあらゆる局面における権限と第一の責任は同国政府及び国民にあることを認識し、この観点から政府の努力への支援におけるMINUSTAHの役割を認識する。
  4. MINUSTAHが国内避難民及びその他の脆弱な集団、特に女性と子どもをのニーズに特に配慮し、性的暴力・ジェンダーに基づく暴力に対処するために強化された機構とともにキャンプにおける追加的合同コミュニティ警らを含む、民衆の適切な保護の提供において同国政府を支援し、ギャングによる暴力・組織犯罪・子どもの人身売買が再開されている危険に対処する必要性を認識する。
  5. MINUSTAHに対し、現在の活動委任内容の範囲内で、人道及び復興努力の支援においてOCHA・国際連合現地駐在チームとの協力を継続することを要請し、さらにあらゆる活動者に対し国家水準・地方水準において合同で計画及び調整を継続していくことを奨励する。
  6. 活動のコンセプト・行動規則のような軍事・警察機構に関する計画文書を必要に応じて定期的に更新し、あらゆる関連する決議の条項に従っていることを確認することの重要性を強調し、事務総長に対し、安全保障理事会及び部隊派遣国・警官派遣国にこれらについて報告することを要請する。
  7. MINUSTAHに対し、利用可能な手段の範囲内で兵站支援及び専門技術を提供し、要請に応じて、同国政府が国家水準・地方水準において法の支配機関の能力を構築する活動を継続することに支援し、それらの措置は暫定的で同国の国家能力が充分になれば段階的に廃止することを認識しつつ政府による避難している人々の再定住戦略の履行を加速化することを奨励する。
  8. MINUSTAHに対し、選挙準備と実施に際し、要請に応じ、同国政府及び地方選挙委員会(the Provisional Electoral Council)に支援を継続し、OASを含むその他の国際関係者と協力し、同国への国際的選挙支援を調整することを要請する。
  9. この問題に引き続き積極的に取り組むことを決定する。

分野:
地域:S/RES/1908ハイチ情勢S/RES/1944
採択順:S/RES/1926S/RES/1928
Updated : 2010/06/05