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Title : S/RES/1886 : The situation in Sierra Leone

安保理決議第1886号
シエラレオネ情勢に関する決議

採択日:2009/09/15
会合:第6189回会合
投票:全会一致
プレスリリース:SC/9742

安全保障理事会は、

 シエラレオネ情勢に関する過去の決議及び議長声明、特に 決議第1829号(2008)を想起し、
 国際連合シエラレオネ統合平和構築事務所(UNIPSIL; the United Nations Integrated Peacebuilding Office in Sierra Leone)が平和構築努力及び同国の平和・安全・発展に貢献していることを賞賛し、
 2009年9月1日付事務総長報告(S/2009/438)並びに同国政府への平和構築に関する継続的支援を提供すると言う観点からUNIPSILへの活動委任期限を2010年9月30日まで1年間延長するとの勧告を歓迎し、
 特に同国政府の能力強化による、同国の長期にわたる平和・安定・開発のための国際連合システム及び国際社会の継続的統合支援の重要性を強調し、
 2012年末までの期間の同国の中核となる戦略的文書としての政府改革課題(the Government's Agenda for Change)を歓迎し、あらゆる国際パートナーに対し同文書に概括された優先事項を支援することを要請し、
 国際連合合同ビジョン文書(the United Nations Joint Vision document)における新たな革新的アプローチを示したことに対しUNIPSIL及び国際連合現地駐在チームを賞賛し、UNIPSILの政治的活動内容と国際連合現地駐在チームの開発・人道的活動の統合をを歓迎し、同国におけるあらゆる国際連合機関に対し合同ビジョン戦略の履行を継続することを奨励し、
 2009年4月2日付政党間合同コミュニケ及び同国における政治的暴力の即時停止に対する貢献を歓迎し、あらゆる政党及びその他の関連勢力に対し、それらの条項の遵守と履行の保証を要請し、
 平和構築委員会の活動への謝意を繰り返し強調し、政府改革課題に列挙された課題について同国に対する同委員会の継続的関与のロードマップを示した2009年6月10日付シエラレオネに関する特別高官級会議(Special High-Level Session on Sierra Leone)成果文書を歓迎し、
 シオラレオネ特別法廷の活動に謝意を繰り返し表明し、現地での効果的な影響ちお同様前リベリア大統領であるチャールズ・テイラー被告の公判の重要性を強調し、その他の公判の進展を歓迎し、同法廷は可及的速やかにその活動を完了させるとの期待を繰り返し強調し、加盟国に対し同法廷への貢献を要請し、
 ECOWASの果たした役割を歓迎し、マノ川同盟(the Mano River Union)諸国及びその他の地域機関に対し地域平和と安全の構築を目指した対話の継続を奨励し、

  1. 決議第1829号(2008)において設定されたUNIPSILへの活動委任期限を2010年9月30日まで延長することを決定する。
  2. シエラレオネ合同ビジョンの目的に適うよう、UNIPSILが国際連合現地駐在チームと合同で、それぞれの活動委任内容の範囲で、特に憲法改正・警察能力の向上・不正との戦い・違法薬物取引及び組織犯罪に関する努力並びに青年層の失業・2012年実施予定の選挙の準備への対処、平和構築委員会及び平和構築基金の活動への支援における同国政府への支援の提供に焦点をあてて活動することの重要性を強調する。
  3. 事務総長特別代表に対し、シエラレオネ合同ビジョンの履行及び同国政府・国民の復興と開発優先事項の履行支援にあたり現場における国際連合の努力の統合と効率化を推進することを奨励する。
  4. 事務総長に対し、シエラレオネ合同ビジョンにおいて同国政府と国際連合により既に合意に達した指標、特に2012年実施予定の選挙の準備を含む課題を考慮し、国際連合現地駐在チームへのUNIPSILの移管に対する指標を策定し、積極的に見直しを行い安全保障理事会にその進展について定期的に報告することを要請する。
  5. 同国政府は同国の平和構築・安全・長期にわたる発展に対する第一の責任を負うことを強調し、同国政府に対し改革課題の履行を継続することを奨励し、平和構築委員会に対し発展を積極的にフォローし政府に対する支援を潜在的・新規資金拠出国と同様に既存の資金拠出国にも必要に応じて国際支援を活発化させることを奨励する。
  6. 同国政府及びその他同国へのあらゆる関係者に対し、地域政府を機能的に機能させ、不正と戦い、説明責任能力を改善する努力を継続し、富と特に青年層の雇用機会の創出のために民間部門の開発を促進し、司法制度を強化し、真実和解委員会の勧告を履行し、国民人権委員会へ継続的に支援することを含む、よい統治の促進への努力を増大させることを要請する。
  7. 決議第1325号(2000)及び第1820号(2008)において認識されたように紛争の防止・解決・平和構築における女性の重要な役割を強調し、UNIPSILの委任活動内容のあらゆる側面の履行においてジェンダーの観点が考慮されるべきことを強調し、この観点からUNIPSILに同国政府と協働することを奨励する。
  8. 事務総長に対しUNIPSILの活動内容及び本決議の履行について6か月に1度、安全保障理事会に提出することを要請する。
  9. この問題に引き続き積極的に取り組むことを決定する。

分野:
地域:S/RES/1829シエラレオネ情勢S/RES/1940
採択順:S/RES/1885S/RES/1887
Updated : 2009/10/16