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Title : S/RES/1836 : The situation in Liberia

安保理決議第1836号
リベリア情勢に関する決議

採択日:2008/09/29
会合:第5985回会合
投票:全会一致
プレスリリース:SC/9461

安全保障理事会は、

 リベリア及びその地域情勢に関する決議及び議長声明、特に決議第1777号(2007)・第1750号(2007)・第1626号(2005)・第1509号(2003)を想起し、
 2008年8月15日付事務総長報告(S/2008/553)を歓迎し、その勧告に留意し、
 さらに同国の天然資源に対する政府の管理の確立及びより強固な経済の構築のための重要な措置同様、統治を改善し不正と戦うための同国政府の継続的支援を歓迎し、
 2008年から2011年を対象とした最初の国民貧困撲滅戦略の採択について同国政府を賞賛し、国際社会に対しその戦略の履行について同国と協力することを要請し、
 平和構築基金の支援の下、国民和解と紛争管理の促進のためにとられた措置に謝意をもって留意し、
 リベリア国家警察(the Liberian National Police)の再建・装備・展開並びにリベリア武装軍(the Armed Forces of Liberia)の再建の開始、国家保安体制の開発における進展に留意し、残余の課題を認識し、同国政府に対し、国際社会との協力の下、これらの分野における努力を迅速化することを奨励し、
 さらに事務総長報告において示されたようにリベリア国家警察への国際連合警察顧問からの支援の継続的必要性に留意し、
 国際社会・西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)・アフリカ連合の継続的支援に対し謝意を表明し、
 事務総長特別代表の指導の下、同国の平和と安定の維持に対する継続的かつ重要な貢献に関する国際連合リベリアミッション(UNMIL)の活動を賞賛し、UNMILと国際連合コートジボアールミッション(UNOCI)及び国境地帯及び地域における保安活動の調整における近隣諸国政府との緊密な協力を歓迎し、
 元兵士の社会復帰の予定に沿った重要な進展に謝意を示し、国際連合開発計画(UNDP)、UNMIL、国際パートナー、武装解除・復員・社会復帰に関する国民委員会(National Commission on Disarmament, Demobilization, Reintegration and Rehabilitation)による貢献を歓迎し、公的保安部門雇用の継続的必要性を認識し、
 国家権威の確立・膨大な開発及び復興のための要請事項・司法改革・全土にわたる法の支配の拡大・同国の保安軍及び保安機構のさらなる発展を含む同国の紛争後移行の確実化において山積する重大な課題を認識し、不正と暴力の犯罪、特に同国の天然資源の搾取に関する犯罪はこれらの目的に向けた進展を脅かすことに留意し、
 2006年12月12日付事務総長報告に示された広範な指標並びに2007年8月9日付及び2008年3月19日付事務総長報告において示された中心的な指標について達成された進展を歓迎し、同国政府との協力の上、文民、特に子どもと女性の権利の促進と保護のためのUNMILの継続的努力を歓迎し、同国当局に対し、この分野におけるさらなる進展を達成するため、特に、ジェンダーに基づく暴力・性的搾取・虐待を含む子どもと女性に対する暴力と戦うために国際連合現地駐在チーム及び市民社会と協力を継続することを要請し、女性、平和と安全に関する決議第1325号(2000)・第1820号(2008)と同様に決議第1674号(2006)・第1612号(2005)を想起し、
 シエラレオネ特別法廷(the Special Court for Sierra Leone)の安全に対するUNMILの継続的支援の必要性を繰り返し強調し、
 同国の情勢を当該地域における国際平和と安全に対する脅威と見なし、
 国際連合憲章第7章の下に行動し、

  1. 国際連合リベリアミッションへの活動委任期限を2009年9月30日まで延長することを決定する。
  2. 事務総長に対し、決議第1609号(2005)の条項に基づく暫定的原則についてUNMIL及びUNOCI間で必要に応じて部隊を再配置する権限を与える意図を再確認する。
  3. UNMILの軍事要員を1,460名削減し、現在の4部門を2部門に合理化するとの事務総長勧告を承認し、事務総長が2008年10月から2009年3月の期間にこの勧告を履行することを承認する。
  4. さらに、直ちに効力を発揮するものとして、戦略的助言を提供し、特殊分野における専門性を発揮し、定常の警察活動の運用支援を行い、緊急の治安事態に対応するために、UNMILの警察部門を240名増員するとの事務総長勧告並びに全体の上限の範囲内で、結成された警察部門の増加を含む、警察組織の構成の内部調整に関する計画を承認する。
  5. 事務総長に対し、2007年8月8日付事務総長報告(S/2007/479)第66パラグラフ及び2008年3月19日付報告(S/2008/183)において詳述された主要な指標、事務総長及び事務総長特別代表により修正を勧告された指標に関する進展の監視を継続し、進展拡張の観点から2009年2月15日までに安全保障理事会に進展に関する報告を行い、必要に応じてUNMILの軍事部門及び警察部門のさらなる調整を遅くとも2009年2月15日までに安全保障理事会に勧告し、  同国政府と協議の上、情勢が許す限り、同国の安全を脅かさず、UNMIL部隊の段階的縮小及び撤退について事務総長報告に記載することを要請する。
  6. さらに、事務総長に対し、同国政府と協議の上、同国の安全の達成に向けた進展を測るさらなる詳細な指標を開発し、その観点から2009年2月15日付及びそれ以降の事務総長報告にリベリア国家警察の能力構築に向けた進展及びその目標に向けたUNMILの貢献に関する包括的な評価を含み、必要に応じてUNMIL警察訓練または活動の基本的な方向について必要な調整に関する勧告を行うことを要請する。
  7. 上記第5パラグラフにおいて記述された事務総長勧告を2009年3月31日までに見直す意図を表明する。
  8. さらに事務総長に対し、2009年2月から2009年8月までの期間で第5・第6パラグラフに関する進展についてまとめた報告を2009年8月15日までに提出することを要請する。
  9. この問題に引き続き積極的に取り組むことを決定する。

分野:
地域:S/RES/1819リベリア情勢S/RES/1854
採択順:S/RES/1835S/RES/1837
Updated : 2008/10/03