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Title : S/RES/1818 : The situation in Cyprus

安保理決議第1818号
キプロス情勢に関する決議

採択日:2008/06/13
会合:第5911回会合
投票:全会一致
プレスリリース:SC/9357

安全保障理事会は、

 キプロスにおける国際連合活動に関する2008年6月2日付事務総長報告(S/2008/353)を歓迎し、
 2008年6月15日以降もキプロス島の治安のためにはUNFICYPが必要であるとのキプロス政府の賛成に留意し、
 解決の模索の責任は第一にキプロス人自身にあり、包括的な解決を目指した、全勢力によって把握されるべき決定的な進展への重要な機会の窓をもたらすとの事務総長の堅い信念に同意し、国際連合の第一の役割は同国紛争と島の分割を包括的かつ恒久的解決をもたらすための支援にあることに留意し、
 なかんずく全面的にかつ誠意を持って国際連合の努力を支援・関与し、関連する安全保障理事会決議において設定された政治的平等の下での2者間連合・2者の指導者の責務を再確認し、さらなる軍民の信頼醸成措置を検討する政治的意欲を示した2008年3月21日付合意及び2008年5月23日付合同声明を歓迎し、
 2コミュニティ間の信頼と相互影響を醸成するのに役立つレドラ通り(the Ledra Street)検問所の開通を歓迎し、暫定境界線(the Green Line)にキプロス人による継続的通過の重要性を再確認し、他の検問所の開通を奨励し、
 特別顧問を適切な時期に任命し、さらなる進展について安全保障理事会に報告するとの事務総長の意図を歓迎し、
 同島の治安状況は継続して安定しており、暫定境界線(the Green Line)沿いの状況も概ね平穏であるとの事務総長の評価に留意し、緩衝地帯における違反の減少を歓迎し、UNFICYPの移動に対する制限を含む双方に緊張を高める行為を自粛するよう要請し、
 大規模商業事業を含む緩衝地帯における未承認の建設に対処するために国際連合と合意した協力協定を歓迎し、緩衝地帯における情勢は双方が1989年の国際連合覚書(the United Nations 1989 aide-memoire)を受諾すれば改善するとの事務総長の確固たる信念に同意し、
 地雷撤去作業を実行するためのトルコ軍との合意を歓迎し、さらなる指針はあらゆる未処理地雷原において実施される活動を許可するものであることを要請し、2008年以降の地雷撤去活動センターの基金は未だ確保されていないが、この作業は期間終了後も必要であることに懸念をもって留意し、
 行方不明者委員会(the Committee on Missing Persons)の活動の進展と継続を歓迎し、このプロセスはコミュニティ間の和解を促進するとの希望を表明し、
 積極的で繁栄している市民社会は政治的プロセスにとって不可欠であることに合意し、キプロス島に関するあらゆる国際連合機関の部分に関する2者間接触・事象を促進するためのあらゆる努力を歓迎し、双方に対し市民社会の活発な取り組み及び経済的・商業的機関間の協力の奨励を促進することの障害を除去することを要請し、
 双方の意見を踏まえつつ、事務総長がUNFICYPの現場における進展状況を考慮し緊密にレビューすること重要性を再確認し、必要に応じてUNFICYPの活動委任内容・部隊水準・活動のコンセプトのさらなる調整等の勧告を添えて安全保障理事会に報告し、
 新キプロス事務総長特別代表としてタイエ=ブルック・ゼリホウン(Taye-Brook Zerihoun)氏の任命を歓迎し、前任者ミヒャエル・モラー(Michael Moller)氏の活動に対する事務総長の謝意に同意し、
 キプロス政府及びギリシャ政府によるUNFICYPへの資金拠出に関する自発的貢献に対する事務総長の謝意並びに他国・他機関のさらなる自発的貢献の要請に同意し、
 あらゆる平和維持活動における HIV/AIDS 及びその他の伝染病への予防・対策について平和維持活動要員に注意を喚起するための国際連合による努力を歓迎・賞賛し、

  1. 事務総長報告にある最近6か月における現場における状況の進展に関する分析を歓迎する。
  2. 関係勢力に対し、現在の方向性を維持し、一致点・不一致点を可能な限り特定する努力を継続するとともに微妙な問題に関する選択肢を準備しつつ、2008年3月21日付合意及び2008年5月23日付合同声明に従い、迅速かつ円滑に交渉を進めるために活動することを要請する。
  3. キプロスに関するあらゆる決議、特に1999年6月29日付決議第1251号及び後続の決議を再確認する。
  4. UNFICYPへの全面的支援を表明し、2008年12月15日に終了する期間にまで活動委任期限を延長することを決定する。
  5. 双方に対し、緊急事態として、UNFICYPの活動委任内容を尊重し、緩衝地帯の確定に関してUNFICYPと協議し、残余の問題に関して早期に合意に達するために1989年の国際連合覚書を遵守することを要請する。
  6. トルコ系住民及びトルコ軍に対し、ストロヴィリア(Strovilia)の状況を2000年6月30日以前の状態に回復することを要請する。
  7. 事務総長に対し本決議の履行状況に関する報告を2008年12月1日までに提出し、必要に応じて安全保障理事会に情報を更新することを要請する。
  8. 性的搾取及び虐待に対する事務総長の不寛容方針を履行するため及びその要員に国際連合行動規定を全面的遵守を保証するために UNFICYP がとった努力を歓迎する。また事務総長にこの点に関してあらゆる必要な措置を講じるために継続して安全保障理事会に報告することを要請する。部隊派遣に貢献している諸国に対し適切な予防的措置及び要員がこのような行為を起こした場合には適切に捜査し懲戒措置をとることを要請する。
  9. この問題に引き続き積極的に取り組むことを決定する。

分野:
地域:S/RES/1789キプロス情勢
採択順:S/RES/1817S/RES/1819
Updated : 2008/06/15