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Title : S/RES/1809 : Peace and security in Africa

安保理決議第1809号
アフリカにおける平和と安全に関する決議

採択日:2008/04/15
会合:第5868回会合
投票:全会一致
プレスリリース:SC/9301

安全保障理事会は、

 国際連合と地域機関の間の協力に関するあらゆる過去の決議及び議長声明、特に2005年9月14日付決議第1625号・2005年10月17日付決議第1631号・2004年7月20日付声明 S/PRST/2004/27・2004年11月19日付声明 S/PRST/2004/44・2007年3月28日付声明 S/PRST/2007/7・2007年8月28日付声明 S/PRST/2007/31・2007年11月6日付声明 S/PRST/2007/42 を再確認し、
 2000年10月31日付決議第1325号・2005年7月26日付決議第1612号・2006年4月28日付決議第1674号も再確認し、
 国際的平和と安全の維持に対する第一の責任を想起し、国際連合第8章に適った平和と安全の維持に関する事項についての地域機関との協力は集団安全保障を改善することを認識し、
 アフリカ大陸での紛争を解決するための努力におけるアフリカ連合の役割を歓迎し、地域機関を通じアフリカ連合によりなされた平和へのイニシアティブへの支援を表明し、
 武力紛争の予防における国際連合の役割強化の必要性を強調し、アフリカにおける紛争及び危機へ早期に対処するために国際連合と地域機関、特にアフリカ連合との効果的な協力体制の開発の有用性を強調し、この観点から特に合同の調停が実施されているアフリカにおいて平和と安全の状態及び調停の努力に対し国際連合及び地域機関による合同の見直しを実施すると言う事務総長の提案に興味をもって留意し、
 地域機関はこれらの紛争の予防または解決に影響を与えるための努力に資する知識のおかげで武力紛争の根本的原因を理解するために位置していることを認識し、
 喫緊の危機への迅速かつ適切な対応及び紛争予防・平和維持・平和構築への効果的戦略の策定に対するアフリカ連合の責務を含む、アフリカにおける共通の集合安全保障を扱う能力の構築を支援するためにアフリカ連合との協力をさらに強化することの重要性を強調し、
 必要に応じて安全保障理事会の活動における地域機関の関与を拡大し、地域機関が国際連合待機制度(the United Nations Standby Arrangements System)の枠組みの範囲内で武力紛争の予防及び平和維持活動ための能力を確保することを保証するとの2005年世界世ミットの各国首脳の決意を想起し、
 紛争予防及び紛争管理、紛争後の安定化における地域機関の能力強化の重要性を認識し、
 国際連合とアフリカ連合との実際の協力、特にアフリカブルンジミッション(AMIB)から国際連合ブルンジミッション(ONUB)への、及びアフリカスーダンミッション(AMIS)から国際連合−アフリカ連合ダルフールミッション(UNAMID)への移行に際して得られた教訓に留意し、
 国際連合とアフリカ連合との調整と協力の強化、並びのにその能力の拡大と強固化の必要性においてアジスアベバの国際連合連絡事務所の貢献を認識し、
 地域機関にはその加盟国による貢献及び活動への資金提供国からの貢献を得ることを含めその人的・金融・物資その他の資源の安全への責任があることを認識し、地域機関へ資金提供することによる貢献に国際連合が関与することの課題を認識し、
 さらにいくつかの地域機関、特にアフリカ連合は、任務の効果的履行にあたり地域の平和・安全のために必要と予測でき、持続可能で柔軟な資源を確保する大きな制限に直面していることを認識し、
 国際平和と安全の維持における国際連合と地域機関、特にアフリカ連合との間の関係に関する事務総長報告(S/2008/186)及び特にアフリカにおける紛争予防に関する事務総長報告(S/2008/18)に留意し、

  1. 国際連合憲章第8章に従い、国際連合と地域機関、特にアフリカ連合との間の関係をさらに拡大するための効果的な措置を講じる決意を表明する。
  2. 紛争予防・信頼醸成・調停努力を通じた紛争の平和的解決における地域機関の継続的関与を奨励する。
  3. 紛争の解決及びその他の平和と安全に関する問題への共通の地域的アプローチと同様に地域対話並びに経験の共有の促進を歓迎する。
  4. アフリカ連合及びその下部機関の、アフリカ待機軍(the African Standby Force)のようなアフリカ大陸における早期警戒システム・対応能力及び賢人パネル(the Panel of the Wise)を含む拡張された調停能力の開発に向けた努力と同様、アフリカ大陸における平和維持活動を強化し平和維持活動を実施するための継続的努力並びに国際連合憲章第8章に従い平和安全理事会を通じて国際連合と協力する継続的努力を歓迎し、さらに奨励する。
  5. アフリカ連合の能力拡大への努力に対する欧州連合の貢献を含む、国際連合・アフリカ連合・欧州連合間の協力における最近の進展を歓迎する。
  6. 国際平和と安全の維持における相互の能力拡大への努力を含む、地域機関同士の協力、特にアフリカ連合(AU)・米州機構(OAS)・アラブ連盟(LAS)・東南アジア諸国連合(ASEAN)・欧州連合(EU)間の協力の増進を奨励する。
  7. 関連する地域機関の組織、特にアフリカ連合平和安全理事会との協力の強化と一層の効果向上への決意を表明する。
  8. 調停・仲介支援・安全保障理事会により委任された制裁の効果的な活用・選挙支援・予防的展開を含む紛争予防並びにアフリカでのアフリカ連合賢人パネルへの支援における国際連合と地域機関, 特にアフリカ連合との間の協力の強化と拡大の決意を表明する。
  9. 平和と安全に関し、国際連合と地域機関、特にアフリカ連合によりなされた共通かつ調整された努力は、国際連合憲章及び地域機関の関連する規定に従いその経験を十分に活用し、補完的能力に基づくべきことであると強調する。
  10. 主に平和・安全、特にアフリカ連合待機軍の組織化に注意しつつ、アフリカ連合の能力構築10年計画(the 10-Year Capacity-Building Programme for Africa Union)の履行の重要性を強調する。
  11. 賢人パネル及びその他の調停プログラムの組織化についてアフリカ連合と協働するためにミッション計画及び管理、政治問題部の要員の手配を含むアフリカ連合の平和支援活動部の能力の拡大のための必要な専門知識の提供及び技術的知識の移管を目指した調整点としての平和維持活動部内にアフリカ連合平和維持支援チームの増員を奨励する。
  12. 事務局に対し、アフリカ連合理事会と協力し、開発すべき能力の一覧の作成並びにアフリカ連合がさらに軍事的・技術的・物資的・管理的能力を開発する方法について勧告することを要請する。
  13. さらなる支援・経験の共有を提供することによる国際連合事務局要員のアフリカ連合本部に対する定期的フォローアップミッションを含む国際連合事務局とアフリカ連合理事会の間の緊密な協力を奨励する。
  14. 特にアフリカでの武力紛争の予防における国際連合の能力強化の方法を検討する決意を表明する。
  15. アフリカにおける事務総長の調停の重要な役割を認識し、事務総長に対しこの観点から必要に応じて、アフリカ連合及び他の下部機関と緊密に調整して活動し、紛争を平和的に解決する支援を可能な限り頻繁に調整を継続することを奨励する。
  16. 国際連合の委任の下での平和維持活動における地域機関への資金供給の予測可能性・持続可能性・柔軟性の拡張の必要性を認識し、平和維持活動への支援の方法、特に開始時の資金提供・装備・物資運搬についての手順並びに過去・現在のアフリカ連合の平和維持活動をからの教訓を徹底的に検討するための卓越した人物から構成されるアフリカ連合−国際連合パネルを三ヶ月以内に設定するとの事務総長の提案を歓迎する。
  17. 事務総長に対し、安全保障理事会への定期的報告に, 国際連合と関連する地域機関との間の協力の進展の評価を含めることを要請する。
  18. この問題に引き続き積極的に取り組むことを決定する。

分野:S/RES/1805国際平和と安全に対する脅威
地域:
採択順:S/RES/1808S/RES/1810
Updated : 2008/04/21