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Title : S/RES/1798 : The situation between Ethiopia and Eritrea

安保理決議第1798号
エチオピア=エリトリア情勢に関する決議

採択日:2008/01/30
会合:第5829回会合
投票:全会一致
プレスリリース:SC/9237

安全保障理事会は、

 エチオピア及びエリトリア(以下「両国」と記す)間の情勢に関する過去の決議、特に決議第1320号(2000)・第1430号(2002)・第1466号(2003)・第1640号(2005)・第1681号(2006)・第1710号(2006)・第1741号(2007)・第1767号(2007)並びに付随する声明、それらに含まれる要請を再確認し、
 和平プロセスと両国間の平和的・協力的関係の基礎としてのアルジェ協定(the Algiers Agreements)の全面的かつ迅速な履行への確固たる責務を今一度強調し、エリトリア=エチオピア国境策定委員会(EEBC; the Eritrea-Ethiopia Boundary Commission)の国境策定結果が最終のものでかつ拘束力のあるものであると両国が合意した2000年12月12日の和平協定(S/2000/1183)第4条第15パラグラフを想起し、
 EEBCの努力への支援を表明し、2002年4月13日のEEBCによる国境策定の決定を両国が受け入れたことを再度歓迎し、2006年11月27日付EEBC声明を知らしめたことを想起し、2008年1月23日日付事務総長報告(S/2008/40)に添付された第26回EEBC報告に留意し、
 エリトリアとエチオピアの間の物理的な国境策定は両国間の紛争の包括的かつ永続的解決並びに関係の正常化を支援することを強調し、
 暫定安全地帯(TSZ; Temporary Security Zone)及び隣接地帯における継続的な緊張と潜在的不安定状況に対し深い懸念を表明し、アルジェ合意の下での義務を早急に履行することで、この状況を終結させることは両国に第一の責任があることを強調し、
 2000年6月18日の停戦協定(the Agreement on Cessation of Hostilities;S/2000/601)第12〜第14パラグラフにおいて設定された暫定安全地帯の保全をいま一度再確認し、その設置の目的、特に紛争の包括的かつ永続的解決をもたらす条件の創生並びに両国による暫定安全地帯の尊重の責務を想起し、
 安全保障理事会はその役割を果たすこと、特に国際連合がその立会者の1つである2000年6月18日の停戦合意(S/2000/601)及び2000年12月12日の和平協定(S/2000/1183)において確認された責務を両国が尊重することの保証を支援することを強調し、
 困難な情勢にもかかわらずその任務を果たすための国際連合エリトリア・エチオピアミッション(UNMEE;United Nations Mission in Ethiopia and Eritrea)及びその軍事・民間要員の努力を賞賛し、
 2008年1月23日付事務総長報告(S/2008/40)を考慮し、

  1. UNMEEへの活動委任期限を6か月延長し2008年7月31日までとすることを決定する。
  2. 両国が互いに対する威嚇または力の行使に対する最大限の自制をし、専制的軍事活動を回避し、敵対的声明の応酬を停止する要請を繰り返す。
  3. エリトリア及びエチオピアに対しする停戦協定への全面的責務の維持並びに2004年12月16日の展開水準への帰還を含む、情勢の沈静化の要請を繰り返す。
  4. 国境紛争の包括的かつ永続的解決と関係正常化を達成する第一の責任はエリトリアとエチオピアにあることを強調し、国境策定を可能にすえることで2000年12月12日の和平協定(S/2000/1183)により開始されたプロセスを完遂するために確実な措置を即時に講じることを要請し、関係の正常化を要請する。
  5. エリトリアに対し、暫定安全地帯からの全部隊及び重火器の即時撤退並びに任務を果たすために必要なアクセス・支援・保護のUNMEEへの提供、UNMEEへの制限の即時かつ無条件の撤廃の要請を繰り返す。
  6. エチオピアに対し、暫定安全地帯に隣接する地帯における軍事力の削減の要請を繰り返す。
  7. UNMEEの深刻な燃料の水準に深い懸念をもって留意し、エリトリア政府に対し直ちにUNMEEに燃料を提供するまたはUNMEEに制約なしに燃料を輸入することを許可することを要請し、事務総長に対し状況の進展に関して安全保障理事会に報告することを要請する。
  8. 軍事・保安問題を討議する唯一の会議である軍事調整委員会(the Military Coordination Commission)の活動の迅速な再活性化の観点からUNMEEへの全面的な協力の要請を繰りかえす。
  9. 事務総長及び国際社会による、両国の関係正常化を保証し両国間の安定化を促進し紛争の包括的かつ永続的な解決への基礎を構築するための継続的努力を強く支援し、両国に事務総長の仲介を受け入れることを要請する。
  10. 特別代表の早急な任命に向けた事務総長の努力の継続を歓迎する。
  11. アルジェ協定の履行状況を鑑み、UNMEEへの活動委任内容を変更を検討する意図を表明する。
  12. 加盟国に対し、決議第1177号(1998)に従い設置され、エチオピア・エリトリア両政府により2000年12月12日に署名された包括的和平協定(the Comprehensive Peace Agreement)第4条(17)において言及された国境策定プロセスを支援するための信託基金(the Trust Fund)に資金拠出することを要請する。
  13. UNMEEの活動への部隊派遣国の貢献と献身に深い謝意を表明する。
  14. この問題に引き続き積極的に取り組むことを決定する。

分野:
地域:S/RES/1767エチオピア=エリトリア情勢
採択順:S/RES/1797S/RES/1799
Updated : 2008/02/03