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Title : S/RES/1771 : The situation concerning the Democratic Republic of the Congo

安保理決議第1771号
コンゴ民主共和国情勢に関する決議

採択日:2007/08/10
会合:第5730回会合
投票:全会一致
プレスリリース:SC/9097

安全保障理事会は、

 過去の決議、特に第1756号(2007)及びコンゴ民主共和国に関する議長声明、特に2007年7月23日付声明を想起し、
 同国及び当該地域の主権・領土保全・政治的独立の尊重への責務を再確認し、
 民主的に選出された組織の同国における設立を歓迎し、選出された政府当局による全土を通じた効果的な安全と管理の確立を再確認し、
 政府のプログラムの採択、特にそれに含まれる統治協約に満足をもって留意し、
 決議第1698号(2006)に基づき設置された専門家グループの最終報告(S/2007/423)に留意し、
 同国内及び同国への継続的な違法な武器の流通を非難し、決議第1493号(2003)において導入され決議第1596号(2005)によって拡張された武器禁輸の履行に関する緊密な監視を継続し、武器禁輸に違反した個人・組織に対する決議第1596号に定められ、決議第1649号(2005)・第1698号で拡張された措置を強化する決定を宣言し、天然資源の違法搾取・その違法取引と武器の蔓延と取引との関係はアフリカ大湖地域における紛争を扇動し悪化させる要因の1つとみなし、
 決議第1612号(2005)及び子どもと武力紛争に関する過去の決議を想起し、適用可能な国際法に違反した、同国内の戦闘における子供の徴用と利用を今一度強く非難し、
 同国東部、特に北キヴ・南キヴ・イトゥリ地区における武装集団及び民兵組織の存在は地域全体の情勢を不安定にさせるもものとして深刻な懸念を繰り返し表明し、
 2007年6月20日にキンシャサを訪問した安全保障理事会ミッション報告(S/2007/421)に留意し、
 同国における長期にわたる安定のために保安部門改革並びに同国内及び外国の武装集団の武装解除・復員・再定住または帰国・必要に応じて社会復帰の緊急実施の重要性を想起し、
 同国の情勢を引き続き国際平和と安全に対する脅威であると見なし、
 国際連合憲章第7章の下に行動し、

  1. 決議第1493号第20パラグラフにより導入され、決議第1596号第1パラグラフにより拡張された武器に対する措置を2008年2月15日までに更新することを決定する。
  2. 決議第1493号第21パラグラフ及び決議第1596号第2パラグラフを再確認し、特に上記第1パラグラフにおいて参照された措置は、同国軍隊及び警察の部隊への支援またはそれらによる使用のみを想定した武器及び関連物資または技術的支援の提供には適用されないことを想起する。これらの部隊は
    1. 統合プロセスを完遂し、または
    2. それぞれ武装軍の統合部署(the etat-major integre of the Armed Forces)または国家警察の指令下に行動し、または
    3. 北キヴ・南キヴ・イトゥリ地区以外の同国内において統合プロセス中である
    ものとする。
  3. さらに、上記第1パラグラフにおいて参照された措置は、北キヴ・南キヴ・イトゥリ地区において統合プロセス中である同国軍及び警察部隊の支援のみを想定して同国政府により合意された技術支援には適用されないことを決定する。
  4. 決議第1596号第4パラグラフにおいて特定された条件は、政府に適用されたように上記第2・第3パラグラフに記された例外と矛盾しない武器及び関連物資並びに技術支援の供給物に適用されることを決定し、この観点から各国は第7パラグラフにおいて言及された委員会にあらかじめそのような供給を通知する義務を負うことに留意する。
  5. 上記第1パラグラフにおいて特定された期間は決議第1596号第6・第7・第10パラグラフにより導入された輸送手段に対しても更新することを決定する。
  6. 決議第1596号第13・第15パラグラフ及び決議第1649号第2パラグラフ・決議第1698号第13パラグラフにより導入された金融及び渡航に関する措置を、上記第1パラグラフにおいて特定された期間まで更新することを決定し、決議第1596号第14・第16パラグラフ及び決議第1698号第3パラグラフの条項を再確認する。
  7. 決議第1533号(2004)第8パラグラフに基づき設置され、決議第1596号第18パラグラフ・決議第1649号第4パラグラフ・決議第1698号第14パラグラフにおいて拡張された委員会への委任活動を想起する。
  8. あらゆる国家、特に当該地域の国家に対し、武器禁輸の履行及び委員会がその任務を遂行するにあたり全面的な協力を支援することを要請する。
  9. 事務総長に対し決議第1533号第10パラグラフに基づき設置され決議第1596号第21パラグラフに基づき拡張された専門家グループを2008年2月15日に終了する期間まで再設置することを要請する。
  10. 専門家グループに対し、決議第1698号第5・第17パラグラフにおいて定義された活動委任内容を履行し、必要に応じてその活動内容を委員会に報告し、2008年1月15日までに委員会を通じて安全保障理事会に書面で報告することを要請する。
  11. 既存の能力の範囲内で、かつ現在の活動委任内容に抵触しない範囲においてMONUC及び上記第9パラグラフにおいて言及された専門家グループに対し、北キヴ・南キヴ・イトゥリ地区における監視活動の継続を要請する。
  12. 決議第1596号第19パラグラフにおいて表明されたようにあらゆる勢力及びあらゆる国家に対し専門家グループの活動に全面的に協力し、以下のことを保証する要請を再確認する。
  13. さらにあらゆる勢力及びあらゆる国家に対し、その法的権限及び管理の範囲内の個人及び団体が専門家グループに協力することを要請し、当該地域のあらゆる国家に対し上記第12パラグラフの下での義務の全面的履行を要請する。
  14. 2008年2月15日までに、同国の安全の強化に関し、特に武装軍の統合を含む保安部門の改革及び国家警察の改革並びに国内及び外国の武装集団の武装解除・復員・再定住または帰国・必要に応じて社会復帰における進展に関し、上記第1・第5・第6パラグラフで設定された措置を見直すことを決定する。
  15. この問題に引き続き積極的に取り組むことを決定する。

分野:
地域:S/RES/1768コンゴ民主共和国情勢S/RES/1794
採択順:S/RES/1770S/RES/1772
Updated : 2007/08/13