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Title : S/RES/1752 : The situation in Georgia

安保理決議第1752号
グルジア情勢に関する決議

採択日:2007/04/13
会合:第5661回会合
投票:全会一致
プレスリリース:SC/8997

安全保障理事会は、

 関連する過去のあらゆる決議、特に2006年10月13日付決議第1716号を想起し、
 国際連合グルジア監視ミッション(UNOMIG; UN Observer Mission in Georgia)の活動に関する2007年1月11日付事務総長報告(S/2007/15)及び2007年4月3日付事務総長報告を歓迎し、
 調停者としてのロシア連邦・事務総長諮問会議(the Group of Friends of the Secretary-General)・欧州安全保障協力会議(OSCE; the Organization for Security and Cooperation in Europe)の支援を受けつつ、事務総長及び事務総長特別代表の継続的努力を支援し、
 紛争地域における重要な安定化の役割を現在果たしているUNOMIG及びCIS平和維持部隊間の緊密かつ効果的な協力の重要性を強調し、紛争の永続的包括的解決は適切な安全が保証されることを必要とすることを想起し、
 紛争により影響を受けたコミュニティ、特に難民及び国内避難民の生活の改善のためにアブハジア及びグルジアにおける経済発展が緊急に必要であることを強調し、

  1. グルジアの主権・独立・国際的に認知された国境内における領土保全に対するあらゆる加盟国の責務を再確認し、平和的な手段のみによる安全保障理事会決議の枠組みの範囲内におけるグルジア・アブハジア紛争解決促進の決定に基づく国際連合及び事務総長諮問会議によるあらゆる努力を支援する。
  2. 双方に対し、関連する安全保障理事会決議に記載されているあらゆる既存のメカニズムを全面的に利用して対話を再開し、停戦及び暴力の非行使に関する過去の協定を全面的に遵守し、遅滞なく暴力の非行使及び難民・国内避難民の帰還に関する一点の文書を締結することを要請する。
  3. 永続的かつ包括的解決達成の観点から、『ツビリシ・シュクミ間の勢力分配に関する基本原則に関する文書(Paper on Basic Principles for the Distribution of Competencies between Tbilisi and Sukhumi)』に含まれる原則に対する支援を想起し、国際連合の庇護の下に創造的かつ建設的に政治的対話を実施するとの観点からの申し出を双方が受諾するとの追加的見解を歓迎する。
  4. 2007年2月12日・13日にわたりグルジア・アブアジア双方の参加の下、ジュネーブで開催された会合において事務総長諮問会議から示された信頼構築措置に関する提案を支持し、双方に対しUNOMIG及び国際パートナーの支援並びに事務総長諮問会議の支援の下、即時にこれらの措置を無条件に実施を確約することを要請する。
  5. 決議第1716号(2006)の履行に向けた双方により達成された進展を歓迎し、グルジア側に対し、コドリ峡谷上流地帯の情勢が1994年5月14日付の停戦と軍隊引き離しに関するモスクワ協定に適う状態となることを確保することを要請し、アブハジア側に対しコドリ峡谷に関するグルジアの責務と連携して自制するよう要請する。
  6. 2007年3月11日・12日の夜に発生したコドリ峡谷上流地帯の村で発生した攻撃を非難し、あらゆる勢力に対しUNOMIGの指導の下に合同事実調査グループ(the Joint Fact Finding Group)による捜査への全面的支援の拡張を要請する。
  7. 現場における、治安・国内避難民の帰還・再定住・開発に関する状況は改善されるべきであることを強調し、4者協議(Quadripartite meetings)を含む既存のあらゆるメカニズムを利用して、この地域で無条件に対話を再開することを要請する。
  8. 双方に対し、互いの正当な治安上の懸念に対処すること、和平プロセスを阻害するいかなる行動も慎むこと、UNOMIG・CIS平和維持部隊への必要な協力を拡大することを要請する。
  9. 難民・国内避難民の窮状を緩和する緊急の必要性及び特にアブハジア・グルジア外部で育った新しい世代の安全で威厳のある生活の見込みの確保の必要性を強調し、アブハジア・グルジアへのあらゆる国内避難民の帰還の権利を想起し、双方にUNHCRのガリ地域への最初の帰還に対する戦略的方向(Strategic Directions)の履行を要請する。
  10. 双方の市民社会代表間の現在の交流を歓迎し、将来のさらなる交流を奨励する。
  11. UNOMIG・CIS平和維持部隊及びその他の国際要員に対し適切な安全と移動の自由を確保することは双方に第一の責任があることを強調し、この観点から双方に義務を果たすことを要請する。
  12. 性的搾取及び虐待に対する事務総長の不寛容方針を履行するため及びその要員に国際連合行動規定を全面的遵守を保証するためにUNOMIGがとった努力を歓迎する。また事務総長にこの点に関してあらゆる必要な措置を講じるために継続して安全保障理事会に報告することを要請する。部隊派遣に貢献している諸国に対し適切な予防的措置及び要員がこのような行為を起こした場合には適切に捜査し懲戒措置をとることを要請する。
  13. UNOMIGへの活動委任期限を2007年10月15日に終了する期間まで延長することを決定する。
  14. 事務総長に対し、信頼を構築し集中的かつ有意義な対話を実現するための手段を講じるために双方を支援するために今回の期限延長を利用すること並びにこの観点に関する進展に関するアブハジア・グルジアにおける情勢を次回の安全保障理事会宛事務総長報告に盛り込むことを要請する。
  15. 事務総長特別代表の努力を強く支援し、事務総長諮問会議に対し、彼への確固とした統一された支援を継続することを要請する。
  16. この問題に引き続き積極的に取り組むことを決定する。

分野:
地域:S/RES/1716グルジア情勢S/RES/1781
採択順:S/RES/1751S/RES/1753
Updated : 2007/04/16