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Title : S/RES/1727 : The situation in Cote d'Ivoire

安保理決議第1727号
コートジボアール情勢に関する決議

採択日:2006/12/15
会合:第5592回会合
投票:全会一致
プレスリリース:SC/8904

安全保障理事会は、

 コートジボアール情勢に関する過去の決議及び議長声明を想起し、
 同国の主権・独立・領土保全・統一に対する強い責務を再確認し、善隣・非干渉の原則と地域協力の重要性を想起し、
 2006年10月5日付及び2006年12月12日付コートジボアール専門家パネル報告書 S/2006/735 及び S/2006/964 に留意し、
 大規模な文民の苦難及び強制退去がもたらす深刻な人道的状況悪化を含む同国の危機の継続と情勢の悪化に対し深刻な懸念を表明し、
 同国の情勢を当該地域における国際平和と安全に対する脅威とみなし、
 国際連合憲章第7章の下に行動し、

  1. 決議第1572号(2004)第7〜第12パラグラフ及び決議第1643号(2005)第6パラグラフの条項の効力を2007年10月31日まで更新することを決定する。
  2. 暫定政府及び新軍(the Forces nouvelles)を含むあらゆる同国内勢力に対し、特に決議第1643号(2005)第9パラグラフに基づき設置された専門家グループに対し、決議第1609号(2005)第2及び第12パラグラフにおいて設定された任務を遂行するために、決議第1584号(2005)第2パラグラフ(a)において言及された装備・用地・施設並びにUNOCI及びこれを支援するフランス軍への妨害なきアクセスが提供されることを要請する。
  3. UNOCI及びこれを支援するフランス軍の移動の自由に対するいかなる深刻な障害またはUNOCI・フランス軍・選挙担当高等代表(the High Representative for the Elections)・国際作業部会(IWG; the International Working Group)・決議第1721号(2006)第20パラグラフで言及された調停官(the Mediator)または同国における代理に対する攻撃または妨害は、平和と決議第1572号(2004)第9及び第11パラグラフの目的に適う国民和解プロセスへの脅威であるとみなすことを繰り返し強調する。
  4. 事務総長及びフランス政府に対し決議第1572号(2004)第14パラグラフにより設置された委員会(以下「委員会」と記す)を通じてUNOCI及びこれを支援するフランス軍の移動の自由に対する深刻な妨害について、その妨害者の名前も含めて即座に報告することを要請する。また選挙担当高等代表・IWG・決議第1721号(2006)第20パラグラフで言及された調停官または同国における代理に対し、彼らへの攻撃または妨害について即座に報告するよう要請する。
  5. あらゆる関係する加盟国、特に当該地域諸国に対し、本決議採択後90日以内に、決議第1572号(2004)第7・第9・第11パラグラフ及び決議第1643号(2005)第6パラグラフにより導入された措置の履行のために取った現実的な行動に関し委員会に報告することを要請する。委員会がその詳細を必要とみなした情報の提供を要請することを承認する。
  6. 上記第1パラグラフに記述された期間終了までに安全保障理事会が、決議第1572号(2004)第7・第9・第11パラグラフ及び決議第1643号(2005)第6パラグラフで導入され、上記第3パラグラフで繰り返し強調された措置について決議第1721号(2006)において言及されたように同国における平和と国民和解プロセスの達成という観点から見直すことを決定する。決議第1721号(2006)の条項が全面的に達成されたときにのみ、前述の期間以前にこれらの措置の修正または終了を検討する準備があるとの意図を表明する。
  7. 専門家グループへの活動委任期限をさらに6か月延長することを決定する。事務総長に対し可及的速やかに必要に応じ専門家グループ要員の専門性を活用して必要な管理措置を講じ、委員会と協議の上、以下の任務を果たす新たな要員を任命することを要請する。
    1. 決議第1609号(2005)第2・第12パラグラフにおいて設定された活動内容を監視する文脈でUNOCI及びフランス軍と情報交換を行うこと。
    2. 同国内外において、各国政府の協力の下、武器及び関連物資の流れ、軍事活動に関連する支援・助言・訓練、決議第1572号(2004)第7パラグラフにより導入された措置に違反するネットワーク活動、武器・関連物資及び活動の支払いのための同国における天然資源の搾取を含む資金源に関連するあらゆる情報を収集・分析すること。
    3. 決議第1572号(2004)第7パラグラフ決議及び第1643号(2005)第6パラグラフにより導入された措置を効果的に履行することを保証するため、必要に応じて、各国、特に当該地域諸国の能力を向上する方法を検討し、勧告すること。
    4. 決議第1643号(2005)第6パラグラフにより導入された措置を効果的に履行するという観点から各国によりとられた行動に関する情報を探索すること。
    5. 決議第1572号(2004)第7・第9・第11パラグラフ及び決議第1643号第6パラグラフにより導入された措置の履行に関し、2007年6月15日までに勧告を添えて書面で安全保障理事会の報告すること。
    6. 活動状況を定期的に委員会に報告すること。
    7. 決議第1572号(2004)第7パラグラフ及び決議第1643号(2005)第6パラグラフにより導入された措置に対する違反について証拠を添えて委員会に報告すること。
    8. 他の関連する専門家グループ、特に決議第1521号(2003)・決議第1579号(2004)によりリベリアに関して設置されたグループと協力すること。
    9. 決議第1572号(2004)第9・第11パラグラフにより設定された個々の措置の履行を監視すること。
  8. 事務総長に対し委員会を通じて安全保障理事会と必要に応じて連絡し、同国における武器及び関連物資の供給に関しUNOCIにより集められた、可能であれば専門家グループによるレビューを受けた情報を提供することを要請する。
  9. フランス政府に対し委員会を通じて安全保障理事会と必要に応じて連絡し、同国における武器及び関連物資の供給に関しフランス軍により集められた、可能であれば専門家グループによるレビューを受けた情報を提供することを要請する。
  10. キンバリープロセス(the Kimberley Process)に対し委員会を通じて安全保障理事会と必要に応じて連絡し、ダイヤモンドの生産及び違法輸出に関し、可能であれば専門家グループによるレビューを受けた情報を提供することを要請する。
  11. あらゆる加盟国・関連する国際連合機関・キンバリープロセスを含むその他関連組織に対し、委員会・専門家グループ・UNOCI及びフランス軍に, 特に決議第1572号(2004)第7・第9・第11パラグラフ並びに決議第1643号(2005)第6パラグラフによって導入され、上記第3パラグラフで繰り返し強調された措置に対する違反に関する情報の提供によって全面的に協力することを要請する。
  12. 以下の行為に関与すると委員会により決定された者に負わせるべき措置を全面的に準備していることを強調する。
    1. 特に決議第1721号(2006)において言及された和平プロセスの履行を妨害することによる同国における平和及び国民和解プロセスに対する脅威
    2. UNOCI及びこれを支援するフランス軍・選挙担当高等代表・IWG・調停官または同国における代理に対する攻撃または妨害
    3. UNOCI及びこれを支援するフランス軍の移動の自由に対する阻害への責任
    4. 同国が関与する人権及び国際人道法に対する深刻な違反への責任
    5. 公な憎悪や暴力の扇動
    6. 決議第1572号(2004)第7パラグラフによって導入された措置に対し違反する行為
  13. この問題に引き続き積極的に取り組むことを決定する。

分野:
地域:S/RES/1726コートジボアール情勢S/RES/1739
採択順:S/RES/1726S/RES/1728
Updated : 2006/12/20