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Title : S/RES/1679 : The situation in Sudan

安保理決議第1679号
スーダン情勢に関する決議

採択日:2006/05/16
会合:第5439回会合
投票:全会一致
プレスリリース:SC/8721

安全保障理事会は、

 スーダン情勢に関連する過去の決議、特に決議第1665号(2006)・第1663号(2006)・第1593号(2005)・第1591号(2005)・第1590号(2005)・第1574号(2004)・第1564号(2004)・第1556号(2004)並びに関連する過去の議長声明、特に2006年2月3日付声明 S/PRST/2006/5 及び2006年5月9日付声明 S/PRST/2006/21 を想起し、
 また、子どもと武力紛争に関する決議第1612号(2005)並びに女性・平和と安全に関する決議第1325号(2000)、武力紛争における文民の保護に関する決議第1674号(2006)、人道支援活動要員及び国連要員の保護に関する決議第1502号(2003)を想起し、
 国際連合活動への以降により影響を受けない、同国の主権・統一・独立・領土保全、周辺諸国・同国全土にわたる平和・安全・和解のために強い責務を再確認し、
 ダルフールにおける長期にわたる紛争の文民に対する恐ろしい結果に最大限の懸念を表明し、ダルフールにおける紛争にかかわるあらゆる勢力に対し暴力と残虐行為を即時停止する必要を最も強い言葉で繰り返し強調し、
 アフリカ連合主催でアブジャ(ナイジェリア)で開催されたダルフール紛争スーダン人和平会談(Inter-Sudanese Peace Talks on the Conflict in Darfur)の成功、特にダルフールにおける紛争の解決を目指した諸勢力間で合意に達した枠組み、すなわちダルフール和平協定(the Darfur Peace Agreement)を歓迎し、
 アブジャで開催されたスーダン人和平会談を主催したオバサンジョ(Olusegun Obasanjo)ナイジェリア大統領、アフリカ連合議長であるサス・ンゲソ(Denis Sassou-Nguesso)大統領、アフリカ連合ダルフール会談特使(African Union Special Envoy)であり主任調停者(Chief Mediator)であるサリーム博士(Dr. Salim Ahmed Salim)、ダルフール会談に参加した各代表、ダルフール和平協定の調印者の努力を賞賛し、
 ダルフールにおける持続可能な平和の回復のためにダルフール和平協定の全面的かつ迅速な履行の重要性を強調し、ダルフール情勢に関する案円保証理事会特別会議の席上、国民統一政府(the Government of National Unity)のダルフール和平協定履行についての全面的な責務に関する2006年5月9日付スーダン代表声明を歓迎し、
 ダルフールにおける暴力の継続は、同国の他の部分のみならずチャドを含む周辺地域の安全をにも悪影響を及ぼすとの懸念を再確認し、
 スーダン・チャド間の最近の関係悪化に深い懸念を表明し、両国政府に対し to abide by their obligations under 2006年2月8日のトリポリ協定(Tripoli Agreement)における義務の遵守及び自主的に賛同した信頼醸成装置の履行を要請し、
 特に困難な環境であるにもかかわらず、アフリカ連合スーダンミッション(AMIS; African Union Mission in the Sudan)を展開したアフリカ連合の努力並びにダルフールにおける大規模かつ組織的な暴力の撲滅におけるAMISの役割を賞賛し、さらにAMISを支援する加盟国・地域機関・国際機関の努力を賞賛し、
 AMISから国際連合活動への移管に関する2006年1月12日付・3月10日付・5月15日付アフリカ連合平和安全保障理事会コミュニケに留意し、
 国際連合活動は可能な範囲で強いアフリカの参加とアフリカ的特徴を持たせることを強調し、
 AMIS及び潜在的に後継となるダルフールにおける国際連合活動への支援の維持・強化に対する加盟国及び地域機関・国際機関の努力を歓迎し、特に6月に開催される締結会議の召集に期待し、アフリカ連合参加国に対し、移行期間における委任活動内容の遂行の継続のためにAMISに対する必要な支援を提供することを要請し、
 同国の情勢を国際平和と安全に対する脅威と見なし、
 国際連合憲章第7章のもとに行動し、

  1. ダルフール和平協定参加国に対しその責務の尊重と遅滞なき履行を要請し、未署名国に対し遅滞なく署名すること並びに協定の履行を阻害するいかなる行動もとらないことを要請し、アフリカ連合からの要請に答え、ダルフール和平協定の履行の妨害を企図する個人または組織に対して移動禁止や資産凍結などの強く効果的な措置を含む検討を行う意図を表明する。
  2. アフリカ連合に対し、現在必要な要請事項及び2005年12月の合同評価ミッションにより特定された追加的要請事項について国際連合・地域機関・国際機関・加盟国と合意すること並びにダルフールにおける後継となる国際連合活動を視野に入れ、ダルフール和平協定の治安に関する取り決めを実行するためにAMISの能力を強化することを要請する。
  3. ダルフール和平協定の署名を考慮し、AMISから国際連合活動への移行を効果的に行うための確かな段階を踏むとの2005年5月15日付コミュニケにおけるアフリカ連合平和安全保障理事会の決定を承認し、ダルフール和平協定参加者に対し、国際連合活動への移行を加速化するためにアフリカ連合・国際連合・地域機関・国際機関・加盟国との協力を促進することを要請し、事務総長及び安全保障理事会の要請を繰り返し確認し、本決議採択後1週間以内にアフリカ連合・国際連合合同技術評価ミッションを展開することを要請する。
  4. 事務総長は、安全保障理事会と緊密かつ継続的な協議を行い、国民統一政府(the Government of National Unity)を含むダルフール和平協定参加者と協力しかつ緊密に協議し、国際連合活動への移行についての決定に関してアフリカ連合と協議すべきことを強調する。
  5. 事務総長に対し、ダルフールにおける国際連合活動の全側面に関するアフリカ連合・国際連合合同評価ミッションの帰還後1週間以内に安全保障理事会に、部隊の編成及び潜在的部隊派遣国への追加要請並びに将来費用の詳細な財政評価を含む勧告を提出することを要請する。
  6. この問題に引き続き積極的に取り組むことを決定する。

分野:
地域:S/RES/1672スーダン情勢S/RES/1706
採択順:S/RES/1678S/RES/1680
Updated : 2006/05/25