Location : Home > SC Resolutions > 2005
Title : S/RES/1647 : The situation in Liberia

安保理決議第1647号
リベリア情勢に関する決議

採択日:2005/12/20
会合:第5336回会合
投票:全会一致で採択
プレスリリース:SC/8594

安全保障理事会は、

 リベリア及び西アフリカ情勢に関する過去の安全保障理事会決議及び安全保障理事会決議を想起し、
 永続的平和及び安定に向けた同国の進展における重要な段階である選挙における平和的かつ秩序ある振る舞いを歓迎し、
 全てのリベリア人のために国際社会の支援を仰ぎつつ同国の再建に向けた、大統領に選出されたジョンソン=サーリーフ(Ellen Johnson-Sirleaf)氏の責務を歓迎し、
 同国の治安改善並びに新政府による国内全土、特にダイヤモンド・材木産出地域及び国境地域における権威の確立の支援における国際連合リベリアミッション(UNMIL)の継続的重要性を強調し、
 国際連合リベリア専門家パネル報告 S/2005/745 に留意し、
 決議第1521号(2003)第2・第4・第6・第10パラグラフ及び決議第1532号(2004)第1パラグラフによって導入された措置並びに決議第1521号(2003)第5・第7・第11パラグラフにおいて定められた条件に適う進展を見直し、その進展が不十分であると結論付け、
 リベリア新政府の支援への決定を強調し、資金拠出国にも同様の行為を奨励し、
 同国情勢を当該地域における国際平和と安全に対する脅威であるとみなし、
 国際連合憲章第7章のもとに行動し、

  1. 決議第1521号(2003)において導入された措置の実行に関する評価に基づき以下のように決定する。
    1. 決議第1521号(2003)第2・第4パラグラフにおいて導入された武器及び移動に関する措置を更新し、本決議採択後12か月間まで延長する。
    2. 決議第1521号(2003)第6・第10パラグラフにおいて導入されたダイヤモンド・材木に関する措置を更新し、本決議採択後12か月間まで延長する。
    3. 決議第1521号(2003)において設定された措置終了のための条件が満たされたとの報告が同国政府から安全保障理事会になされ、これを検証・評価する情報がれば提供されれば、新政府の要請に従い上記措置を見直す。
  2. 決議第1521号(2003)第5・第7・第11パラグラフにおいて設定された条件が満たされればこれらの措置を終了する準備があることを繰り返し強調する。
  3. 大統領に選出されたジョンソン=サーリーフ氏による措置終了にむけた見直し条件を満たしたとの決定を歓迎し、リベリア新政府を奨励する。
    1. リベリア森林イニシアティブ(Liberia Forest Initiative)の履行及び改革と透明性・責任の所在地蔵可能な森林管理を確保し、決議第1521号(2003)第11・第12パラグラフにしたがって木材に関して導入された措置の実行に貢献するための既存の伐採権の廃止を求めた森林伐採権見直し委員会(Forest Concession Review Committee)の勧告の履行のために森林開発局(Forestry Development Authority)を改革すること。
    2. 収入と出資者の信頼を増加させ、さらなる資金拠出を募るために同国のダイヤモンド資源の管理に関して一定の期間、国際的パートナーの支援を受けつつ独立した外部助言を依頼する可能性を検討する。
  4. リベリア新政府が、包括和平協定(Comprehensive Peace Agreement)の履行を促進し、決議第1521号(2003)により導入された措置の実行を促進するために設計された統治・経済経営支援プログラム(Governance and Economic Management Assistance Program)を履行することを奨励する。
  5. UNMILによるリベリア政府に対する同国内における権威再確立への支援を歓迎し、UNMILが継続して森林開発局と合同で警らすることを奨励する。
  6. 決議第1532号(2004)第1パラグラフにおいて導入された措置はまだ効力を持っていることに留意し、少なくとも年に1度これらの措置を見直す意図を再確認する。
  7. リベリア国民暫定政府(National Transitional Government of Liberia)が決議第1532号(2004)第1パラグラフに基づく義務の履行に関して何ら行動を起こしていないことに関し懸念を強調し、後継政府が即座に行動をとり、特に加盟国からの支援を仰ぎつつ必要な国内法制の整備を行うことを要請する。
  8. 国際資金拠出者に対し、元兵士の社会復帰・再構築・人道的要請を含む和平プロセスへの寛大な支援を提供し、リベリア政府財政的・行政的・技術的必要に応じ、特に上記第2パラグラフにおいて言及された条件を満足するために政府を支援し、可能な限り送球に措置が解除されるよう後継政府を支援することを要請する。
  9. 決議第1607号(2005)に基づき任命された専門家パネルへの活動委任期限を2006年6月21日まで延長し、以下の任務を遂行することを決定する。
    1. リベリア及び近隣諸国に対し、決議第1521号(2003)によって導入された措置に関する履行・違反に関して調査し、報告をまとめるために、天然資源や武器の違法取引などのさまざまな財源を含む、決議第1521号(2003)第4パラグラフ(a)において記述された個人並びに決議第1532号(2004)において記述された個人及び組織に関する情報を収集し、ミッションの評価を行うこと。
    2. 決議第1532号(2004)第1パラグラフにより導入された措置の影響と効果を評価すること。
    3. 決議第1521号(2003)により導入された措置を解除するための条件にむけた進展状況を評価する。
    4. 決議第1521号(2003)第2・第4・第6・第10パラグラフにより導入された措置の人道的・社会経済的影響を評価すること。
    5. 2006年6月7日までに委員会を通じて本パラグラフに掲げられたあらゆる問題に関して安全保障理事会に報告すること。またその期日までに必要に応じて、特に決議第1521号(2003)第6・第10パラグラフにより導入された措置の解除条件に向けた進展に関する委員会に対する情報の更新を行うこと。
    6. 関連する他の専門家パネル、特に2005年12月15日付決議第1643号に基づきコートジボアールに対して設置されたパネル及びキンバリープロセスダイヤモンド原産地証明スキーム(Kimberley Process Certification Scheme)と協力すること。
  10. 事務総長に対し、委員会と協議の上、可能な限り早急に、高々5人の武器・材木・ダイヤモンド・財政・人道・社会経済問題の専門家による、決議第1607号(2005)に基づき設置された専門家パネルのメンバーの専門性を可能な限り引継いだメンバーを指名することを要請し、さらに事務総長に対し当パネルの活動を支援するために必要な財政的・保安的準備を整えることを要請する。
  11. 全ての加盟国及びリベリア政府に対し、専門家パネルに対する全面的協力を要請する。
  12. この問題に引き続き積極的に取り組むことを決定する。

分野:
地域:S/RES/1638リベリア情勢S/RES/1667
採択順:S/RES/1646S/RES/1648

Updated : 2006/01/18