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Title : S/RES/1610 : The situation in Sierra Leone

安保理決議第1610号
シエラレオネ情勢に関する決議

採択日:2005/06/30
会合:第5220回会合
投票:全会一致で採択
プレスリリース:SC/8432

安全保障理事会は、

 シオラレオネ情勢に関する過去の安全保障理事会決議並びに同議長声明を想起し、
 同国の主権・政治的独立・領土保全の尊重に対する全ての加盟国の責務を確認し、
 同国の長期にわたる安全と開発に対する国際連合及び国際社会の継続的支援の重要性を強調し、
 2005年4月26付事務総長報告 S/2005/273 を考慮し、同第65パラグラフにおける国際連合シオラレオネミッション(UNAMSIL;UN Mission in Sierra Leone)の撤退予定に関する事務総長所見並びに第63・第64パラグラフにおけるUNAMSIL撤退後の強固な国際連合システムのプレゼンスの必要性に関する所見に同意をもって留意し、
 シエラレオネ真実和解委員会(Sierra Leone Truth and Reconciliation Commission)の活動を賞賛し、シオラレオネ政府に対し同委員会報告及び同国政府からの対応を公布することを奨励し、
 シオラレオネ特別裁判所(Special Court for Sierra Leone)の重要な活動に謝意を示し、同法廷の同国における法の支配の確立に対する極めて重要な貢献に留意し、
 この観点から、同国内の安定強化し、免責を終結させるために、同法廷により起訴された者が全て出頭することの重要性を強調し、全加盟国が同法廷と全面的に協力することを奨励し、
 同国の情勢を引き続き当該地域における国際平和と安全に対する脅威とみなし、
 国際連合憲章第7章のもとに行動し、

  1. UNAMSILへの活動委任期限を6か月延長し、2005年12月31日までとすることを決定する。
  2. 事務総長に対し、事務総長報告第63・第64パラグラフにおける勧告に従い同国における適切に統合された国際連合システムのプレゼンスの必要な計画を完了させ、国際連合諸機関・基金・プログラムの活動を調整し、資金拠出国と協力し、UNAMSIL撤退後平和安定と長期間の開発に対する同国政府の努力への支援を継続することを要請する。
  3. UNAMSIL及び同国内の国際連合現地駐在チームが合同移行計画の履行を含む平和維持から平和構築への円滑な移行を確実なものとするための緊密な協力を継続することを奨励する。
  4. シエラレオネ治安部隊(Sierra Leone security forces)がUNAMSIL撤退後の同国における治安維持の責任を全面的に負うことを想起する。
  5. UNAMSIL撤退後のシエラレオネ特別裁判所の安全を効果的に確保することの重要性を強調し、事務総長に可能な限り早急にこの件に関する勧告を安全保障理事会に行うように要請する。
  6. 同国政府に対し効果的・堅実で持続可能な警察・軍・警報制度・独立した司法制度の確立及び良い統治(good governance)の促進と汚職を撲滅するための仕組みの強化への努力を継続することを要請し、UNAMSILはその委任活動に従い、全土にわたって公共サービスが回復政府を支援することを奨励する。
  7. 当該地域における国際連合のミッションが継続してミッション間の協力、特に国境を超える武器・兵士の移動の防止及び武装解除・動員解除・社会復帰に関する努力を拡大する努力をすることを奨励する。
  8. 性的搾取及び虐待に対する事務総長の不寛容方針を履行するため及びその要員に国際連合行動規定を全面的遵守を保証するために UNAMSIL がとった努力を歓迎する。また事務総長にこの点に関してあらゆる必要な措置を講じるために継続して安全保障理事会に報告することを要請する。部隊派遣に貢献している諸国に対し適切な予防的措置及び要員がこのような行為を起こした場合には適切に捜査し懲戒措置をとることを要請する。
  9. 同国における治安・政治・人道・人権状況に関して詳細な見直しを維持し、部隊派遣国及び同国政府と協議の上定期的に安全保障理事会に報告するとの事務総長の意図を歓迎する。
  10. この問題に引き続き積極的に取り組むことを決定する。

分野:
地域:シエラレオネ情勢S/RES/1620
採択順:S/RES/1609S/RES/1611

Updated : 2005/07/08