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Title : S/RES/417 : South Africa

安保理決議第417号
南アフリカ問題

採択日:1977/10/31
会合:第2045回会合
投票:全会一致

安全保障理事会は、

 1976年6月19日付決議第392号(1976)を想起し、児童や学生、その他人種差別に反対する人々を含むアフリカ民衆に対する大規模な暴力及び殺害を幇助する南アフリカの人種差別的体制を強く非難し、同国政府にただちにアフリカ民衆に対する暴力を停止し、アパルトヘイトと人種差別を撤廃する手段を講じることを要請し、
 南アフリカの人種差別的体制が、安全保障理事会決議に違反して、黒人及びアパルトヘイトに反対するあらゆる人々に対し継続して暴力を行使し抑圧していることに深い懸念と義憤をもって留意し、
 政治犯への虐待及び多数の収監者の死亡、個人や団体への抑圧に関する報告並びに1977年10月19日以降のメディアによる報道に深く懸念し、
 南アフリカの人種差別的体制による暴力及び抑圧は南アフリカの情勢を大きく悪化させており、暴力紛争及び大きな国際反動を伴う人種的結合をもたらすことに留意し、
 アパルトヘイト及び人種差別の撤廃を求める南アフリカ民衆の闘争の正当性への認識を再確認し、
 人種・肌の色・信条に関係なく、全体として南アフリカのあらゆる民衆による自決の権利を確認し、
 国際平和と安全に対する国際連合憲章の下での責任を認識し、

  1. 同国の大多数を占める黒人及びその他アパルトヘイトに反対する人々に大規模な暴力と抑圧を与える南アフリカの人種差別的体制を強く非難する。
  2. アパルトヘイト及び人種差別撤廃への闘争、南アフリカの人種差別的体制の暴力と抑圧のあらゆる犠牲者に対する支援と連帯を表明する。
  3. 南アフリカの人種差別的体制に対し以下のことを要請する。
    1. 黒人及びアパルトヘイトに反対する人々への暴力と抑圧を終結させること。
    2. 恣意的な治安法の下でのあらゆる収監者、アパルトヘイトに反対したために収監された者を釈放すること。
    3. アパルトヘイトに反対する平和的な活動者に対する無差別な暴力、拘留中の殺害及び政治犯への虐待を停止すること。
    4. アパルトヘイトに反対する組織・メディアへの活動停止を撤廃すること。
    5. 「バンツー教育」制度並びにその他のあらゆるアパルトヘイト及び人種差別的な措置を廃止すること。
    6. バンツースタン化政策を廃止し、アパルトヘイト政策を廃止し、公正と平等に基づく多数決を保証すること。
  4. あらゆる政府及び組織に対し、現在の決議第3パラグラフの履行を保証するためにあらゆる適切な措置を講じることを要請する。
  5. さらにあらゆる政府及び組織に対し、南アフリカからの学生難民への教育支援を含む暴力及び抑圧の犠牲者に対する支援に寛大に貢献することを要請する。
  6. 事務総長に対し、アパルトヘイトに関する特別委員会(the Special Committee against Apartheid)と協力し、状況をフォローし、必要の応じて安全保障理事会に現在の決議の履行に関して報告することを要請し、最初の報告は1978年2月17日までに提出するものとする。

分野:
地域:S/RES/407南アフリカ情勢S/RES/418
採択順:S/RES/416S/RES/418
Updated : 2010/06/06