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Title : S/RES/367 : The Cyprus Question

安保理決議第367号
キプロス問題

採択日:1975/03/12
会合:第1820回会合
投票:無投票

安全保障理事会は、

 キプロス共和国政府による申し立てに対応して同国の情勢を検討し、
 事務総長報告及び関係者による声明に傾聴し、
 同国の危機的状況に深く懸念し、
 過去の決議、特に1974年12月1日に総会において全会一致で採択された総会決議3212号(XXIX)を支持した1974年12月13日付決議第365号を想起し、
 決議履行に進展が見られないことに留意し、

  1. あらゆる国家に対し、キプロス共和国の主権・独立・領土保全・中立の尊重を再度要請し、関係勢力同様に諸国にも主権・独立・領土保全・中立を脅かし、同島の分割を企てまたは他国との統一を企てるいかなる行為も行わないことを緊急に要請する。
  2. 対等な立場に立った双方のコミュニティの代表同士の交渉の継続並びにその目的政治的解決及び相互に受け入れ可能な法的調整のための解決に自由に到達することができるよう継続すべき事柄を阻害する行為、なかんずく、キプロスの一部が「連邦トルコ人共和国」となることを1975年2月13日の一方的宣言を非難し、関連する国際連合決議の履行を阻害するまたは阻害する恐れのあるあらゆる一方的な行為に懸念を表明する。
  3. 上記第2パラグラフにおいて言及された決定はキプロス問題の最終的政治解決に影響を与えず、そのような意図を持ってはいないことに留意する。
  4. 安全保障理事会決議決議第365号により支持された総会決議第3212号(XXIX)の全文・全条項の緊急かつ効果的な履行を要請する。
  5. 決議第3212号(XXIX)第4パラグラフにおいて言及された、双方のコミュニティ代表同士の交渉の再開への新しい努力がなされるべきであると見なす。
  6. 事務総長に対し、事務総長の庇護の下、必要に応じてその指示を受け、互恵かつ中庸の精神で包括的交渉の再開・強化・進展がなされるように、調停のための新たなミッションを遂行し、そのために新たに合意に達した手続きの下で関係者を招集し、自身を自由に活動できるようにしておくことを要請する。
  7. 双方のコミュニティの代表に対し、調停のための新しいミッションに注力する事務総長と緊密に協力することを要請し、この交渉に対し個人的に高い優先順位を与えることを要請する。
  8. あらゆる関係勢力に対し、双方のコミュニティの代表同士の交渉を阻害するいかなる行為も自制することを要請すし、交渉の成功をもたらすために必要な雰囲気を醸成することを支援するために必要な措置を講じることを要請する。
  9. 事務総長に対し、決議第365号及び現在の決議の履行に向けた進展に関し安全保障理事会に報告し、1975年6月15日以前に、また必要と見なした際にはそれよりも早く、安全保障理事会に報告書を提出することを要請する。
  10. この問題に引き続き積極的に取り組むことを決定する。

分野:
地域:S/RES/365キプロス情勢S/RES/370
採択順:S/RES/366S/RES/368
Updated : 2009/04/30