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Title : S/RES/361 : The Cyprus Question

安保理決議第361号
キプロス問題

採択日:1974/08/30
会合:第1795回会合
投票:全会一致

安全保障理事会は、

 国際連合憲章の下での特別の責任に留意し、
 1964年3月4日付決議第186号・1974年7月20日付決議第353号・7月23日付決議第354号・8月1日付決議第355号・8月14日付決議第357号・8月15日付決議第358号第359号・8月16日付決議第360号を想起し、
 キプロス国民の大多数は避難しており、人道支援の必要性があることに留意し、
 現在同国が置かれている状況に人道支援を行うことは、まさに国際連合の第一の目的であるという事実に留意し、
 国際連合難民高等弁務官事務所は既に国際連合キプロス人道支援調整官を任命し、国際連合プログラム・機関その他機関と支援の調整を行っていることに留意し、
 文書 S/11473 に含まれる事務総長報告を精査し、

  1. 事務総長に対し、キプロスの2つのコミュニティ指導者間の協議を実施するにあたり果たした役割に謝意を表明する。
  2. この進展を温かく歓迎し、協議参加者に対し、積極的に事務総長の支援を活用し、同国国民全体の利益を考慮することを要請する。
  3. あらゆる勢力に対し、人的被害を軽減するためにあらゆる努力をし、いかなる人に対しても基本的人権を尊重し、状況を悪化させるいかなる行為もとらないことを要請する。
  4. 同国情勢の結果として難民及びその他の避難民の厳しい状況に深い懸念を表明し、関係勢力に対し事務総長と協力して難民問題の平和的解決を模索し、これらの救援と福祉を提供するための適切な措置を講じ、帰還を望む者には安全な帰還を保証することを要請する。
  5. 事務総長に対し、難民及びその他の上記第4パラグラフにおいて言及された人々の状況に関する報告を可能な限り早急に提出し、定期的に情勢を見直すことを決定する。
  6. さらに、事務総長に対し、支援が必要な場合には、島内のあらゆる部分の人々に対し、国際連合の人道支援の提供を継続することを要請する。
  7. あらゆる勢力に対し、誠意の表明として、個々にまたは相互に、包括的かつ実り多い交渉を促進するための措置を講じることを要請する。
  8. あらゆる勢力に対し、国際連合キプロス平和維持軍にその任務遂行にあたり全面的に支援することを繰り返し要請する。
  9. 現在の決議の条項の迅速な履行は、同国における満足できる解決の達成を支援するとの信念を表明する。

分野:
地域:S/RES/360キプロス情勢S/RES/364
採択順:S/RES/360S/RES/362
Updated : 2009/03/03