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Title : S/RES/312 : Question concerning the situation in Territories under Portuguese administration

安保理決議第312号
ポルトガル支配下の領土の情勢に関する問題

採択日:1972/02/04
会合:第1639回会合
投票:賛成9;反対0;棄権6(アルゼンチン・ベルギー・フランス・イタリア・英国・合衆国)

安全保障理事会は、

 ポルトガル支配下にあるアフリカ領土の情勢を検討し、
 この問題について安全保障理事会に招聘した個人の声明に傾聴し、
 植民地独立付与宣言(Declaration on the Granting of Independence to Colonial Countries and Peoples)の履行に関する特別委員会議長声明に留意し、
 ポルトガル政府が民族自決と独立を希求する民衆の正当な要求を制圧するためにアンゴラ・モザンビーク・ギニア(ビサウ)に対して軍事活動における抑圧的な措置を継続していることに対し深く懸念し、
 国際連合憲章の目的と原則に従い、ポルトガル支配下にある領土における問題に関して採択された関連する安全保障理事会決議の履行をポルトガル政府が拒絶していることを非難し、
 さらに、アンゴラ・モザンビーク・ギニア(ビサウ)の民衆に対する植民地政策及び抑圧的政策を継続するための、軍事的及びその他の支援をポルトガルに提供している国家の政策と行動を非難し、
 ポルトガル軍による独立したアフリカ国家の主権と領土保全に対する度重なる蹂躙を深刻に懸念し、
 アンゴラ・モザンビーク・ギニア(ビサウ)民衆に対する植民地戦争においてポルトガル政府が化学物質を用いているとの報告に深く当惑し、
 アンゴラ・モザンビーク・ギニア(ビサウ)における民族自決及び独立の達成を希求し解放を求める闘争の正当性を認識し、

  1. アンゴラ・モザンビーク・ギニア(ビサウ)民衆の、1960年12月14日付総会決議1514号(XV)において確認された民族自決及び独立に関する不可分の権利を再確認し、その権利の達成のための闘争の正当性を認識する。
  2. 総会決議1514号(XV)及び関連する安全保障理事会決議の履行に対するポルトガル政府の度重なる拒絶を非難する。
  3. 植民地におけるポルトガルの政策及び近隣諸国に対する継続する挑発がアフリカ大陸における国際平和と安全を深刻に脅かしていることを再度確認する。
  4. ポルトガルに以下のことを要請する。
    1. 総会決議第1514号(XV)に従い、支配下にある領土の民衆の権利を即時に認識すること。
    2. 植民地戦争及びアンゴラ・モザンビーク・ギニア(ビサウ)の民衆に対するあらゆる抑圧的な行為を即時に停止すること。
    3. アンゴラ・モザンビーク・ギニア(ビサウ)の民衆を抑圧する目的で現在展開しているあらゆる軍隊を撤退すること。
    4. 無条件の政治的特赦及び民主的な政治的権利の回復を宣言すること。
    5. 総会決議第1514号(XV)に従い、自由に選出された機関及び民衆の代表に権限委譲すること。
  5. ポルトガルに対し、アフリカ国家の主権と領土保全に対する蹂躙を自制することを要請する。
  6. あらゆる国家に対し、ポルトガル政府に対しその支配下にある領土の民衆への抑圧を継続を可能にする支援の提供を自制し、ポルトガル支配下の領土で使用される武器・弾薬の製造・維持のための装備・物資の販売・輸送を含み、この目的のためにポルトガル政府に対し武器及び軍事物資の提供を防止する措置を講じることを要請する。
  7. 事務総長に対し現在の決議の履行に関しフォローし、適宜安全保障理事会に報告することを要請する。

分野:
地域: S/RES/163
S/RES/295

アンゴラ情勢
ギニア情勢
モザンビーク情勢
S/RES/322
採択順:S/RES/311S/RES/313
Updated : 2008/08/17