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Title : S/RES/310 : The Situation in Namibia

安保理決議第310号
ナミビア情勢に関する決議

採択日:1972/02/04
会合:第1638回会合
投票:賛成13;反対0;棄権2(フランス・英国)

安全保障理事会は、

 現アフリカ統一機構首脳会議議長としてのモーリタニアイスラム共和国大統領声明に留意し、
 国際連合ナミビア委員会議長声明に留意し、
 同国の現在の状況並びに同国のアフリカ人契約労働者のストライキ以降、南アフリカ政府による違法な領土侵犯に対するアフリカ人の抵抗及び宣言が拡大・増加にしている事態に対する南アフリカ政府による抑圧的な措置に深い懸念を表明し、
 緊急事態として、安全保障理事会はこの領土内の民数が民族自決と独立を達成が可能となる方途を模索することを確信し、
 この目的のためには、あらゆる加盟国、特に安全保障理事会常任理事国、南アフリカの主要な通商国の協力が必要であることを意識し、
 ナミビアに関する過去の決議及び総会決議を想起し、
 同国の民衆と領土に対する国際連合の特別の責任を意識し、
 国際連合憲章の関連する条項において加盟国に課せられた義務を厳密に遵守するために必要な措置を講じる責任に留意し、
 1960年12月14日付総会決議第1514号(XV)に従い、民族自決と独立に関する同国民衆の不可分の権利を再確認し、
 同国の国民統一と領土保全をも再確認し、

  1. ナミビアに関する総会決議及び安全保障理事会決議の遵守を南アフリカが拒否していることを強く非難する。
  2. 南アフリカによる同国の継続的占領は違法であり、同国民衆の利益に反することを再確認する。
  3. 安全保障理事会決定に対する南アフリカの反抗的な態度は国際連合の権威を傷つけるものであることを宣言する。
  4. 同国のアフリカ人労働者に対する最近の抑圧的措置を強く非難し、南アフリカ政府に対し直ちにこのような抑圧的措置を中止し、世界人権宣言の基本的条項に違反する労働制度を廃止することを要請する。
  5. 決議第283号(1970)の関連する条項があるにもかかわらずナミビアで活動する人々及び企業の属するあらゆる国家に対し、それらの人々及び企業がナミビア人労働者を雇用するに際し世界人権宣言の記法的条項に適うよう、あらゆる可能な措置を講じることを要請する。
  6. 関連する国際連合決議及び憲章に違反する南アフリカ政府による同国の継続的占領は当該地域の国際平和と安全に反する条件を生み出すと見なす。
  7. 南アフリカに対し同国領土から警察官・軍人のみならず民間人も即時撤退することを要請する。
  8. 南アフリカ政府が現在の決議に従わない場合には、安全保障理事会は国際連合憲章の関連する条項に従い、現在の決議の全面的かつ迅速な履行を保証するための効果的な措置を講じることを決定するための会合を持つことを決定する。
  9. 事務総長に対し、安全保障理事会に現在の決議の履行状況に関し遅くとも1972年7月31日までに報告することを要請する。

分野:
地域:S/RES/309ナミビア情勢S/RES/319
採択順:S/RES/309S/RES/311
Updated : 2008/08/11