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Title : S/RES/290 : Complaint by Guinea

安保理決議第290号
ギニアからの申し立て

採択日:1970/12/08
会合:第1563回会合
投票:賛成11;反対0;棄権4(フランス・スペイン・英国・合衆国)

安全保障理事会は、

 1970年11月23日付決議第289号の下で設置されたギニア共和国安全保障理事会特別ミッション報告を謝意をもって検討し、
 さらに同国常任代表の声明に傾聴し、
 1970年11月22日・23日のギニア(ビサウ)からのギニア共和国領土への侵略はポルトガル海軍・陸軍の一部隊により実施されたこと並びに1970年11月27日・28日のギニア共和国への武力攻撃も同様であることに深く懸念し、
 このような独立したアフリカ国家に対する武力攻撃は独立したアフリカ国家の平和と安全に対する深刻な脅威となることに深く懸念し、
 国際平和と安全に対する脅威の予防と除去に対する効果的な集合的措置をとる責任を留意し、
 ポルトガルを非難し、同国の政策がもたらす状況は植民地及びその近隣諸国のアフリカ民衆に対しアフリカ大陸の平和と安全に負の影響を与えることを確認した1965年11月23日付決議第218号・1969年12月22日付決議第275号を想起し、
 国際連合憲章及び1960年12月14日付総会決議第1514号(XV)の条項に従い、アンゴラ・モザンビーク・ギニア(ビサウ)民衆の自由と独立に対する不可侵の権利を再確認し、
 ギニア共和国に対する武力攻撃及び侵略により引き起こされた人命の損失と多大な損害を悲嘆し、

  1. ギニア共和国安全保障理事会特別ミッション報告を承認する。
  2. ポルトガル政府のギニア共和国に対する侵略を強く非難する。
  3. ポルトガル政府に対し武力攻撃及び侵略により引き起こされた生命及び財産に対する損失に全面的に補償することを要請し、事務総長に対しギニア共和国政府に対し関連する損害を評価することを要請する。
  4. あらゆる国家に対し、ギニア共和国にその独立と領土保全のために道義的・物質的支援を提供することを要請する。
  5. アフリカ大陸におけるポルトガルの植民地主義の存在は独立したアフリカ国家の平和と安全に対する深刻な脅威であると宣言する。
  6. あらゆる国家に対し、ポルトガル政府に、その支配下にある領土内の民衆を抑圧する行動を継続することを可能にするいかなる軍事的・物質的支援も提供を抑制することを要請する。
  7. ポルトガル政府に対し、関連する安全保障理事会決議及び総会決議第1514号(XV)に従い、遅滞なく、支配下にある領土内の民衆に民族自決の原則と自由を適用することを要請する。
  8. ポルトガル政府に対し、独立したアフリカ国家に対する武力攻撃を持続した場合には、安全保障理事会は即座に国際連合憲章の関連する条項に従い適切な効果的措置を講じることを強く警告する。
  9. 国際連合憲章第25条の下での義務に従い、ポルトガル政府に対し安全保障理事会のあらゆる決議、特に現在の決議の全面的遵守を要請する。
  10. あらゆる国家、特にポルトガルの同盟国に対し、ポルトガル政府が現在の決議を遵守するよう影響力を行使することを要請する。
  11. 安全保障理事会議長及び安全保障理事会に対し現在の決議履行に関し緊密にフォローすることを要請する。
  12. この問題を引き続き議題とすることを決定する。

分野:
地域:S/RES/289ギニア情勢S/RES/295
採択順:S/RES/289S/RES/291
Updated : 2008/05/28