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Title : S/RES/277 : Question concerning the Situation in Southern Rhodesia

安保理決議第277号
南ローデシア情勢に関する問題

採択日:1970/03/15
会合:第1535回会合
投票:賛成14;反対0;棄権1(スペイン)

安全保障理事会は、

 1965年11月12日付決議第216号・1965年11月20日付決議第217号・1966年4月9日付決議第221号・1966年12月16日付決議第232号・1968年5月29日付決議第253号を再確認し、
 現在の決議は以下の決議を破棄するのではなく拡張し、決議第217号(1965)・第232号(1966)・第253号(1968)で示された措置は、その決議の履行が加盟国により主導されたことも含め、有効であることを再確認し、
 安全保障理事会決議第253号(1968)に従い設置された委員会報告に留意し、
 以下の事柄に深い懸念をもって留意し、

(a) 南ローデシアにおける反乱を終結させるための措置が失敗したこと。
(b) 安全保障理事会決議第232号(1966)・第253号(1968)及び国際連合憲章第25条に反して、いくつかの国家が同国の違法体制との交易を防止することに失敗したこと。
(c) 南アフリカ共和国政府・ポルトガル政府が南ローデシアの違法体制への支援を継続しているために安全保障理事会により決定した措置の効果が弱められていること。
(d) 1960年12月14日付総会決議第1514号(XV)に違反してアフリカ民衆を制圧することを目的として、共和制を確立すると称して導入された措置を含む違法体制により導入された措置の結果として同国の情勢が悪化していること。
 同国民衆の、総会決議第1514号(XV)の目的を遵守し、国際連合憲章に設定されている権利の享受を保障するための闘争の正当性を認識し、
 同国の現在の情勢は国際平和と安全に対する脅威であるとの決定を再確認し、
 国際連合憲章第7章の下に行動し、

  1. 南ローデシアの違法体制による領土内の共和制の状態に関する違法な宣言を非難する。
  2. 加盟国はこの違法体制を承認したり、これに支援を与えたりしないことを決定する。
  3. 加盟国に対し、南ローデシアの違法体制の職員及び機関によるいかなる行為も、司法確知を含み各国の対応する機関による承認を与えないことを保証するための適切な措置を国家水準で講じることを要請する。
  4. 国際連合憲章及び国際連合総会決議第1514号(XV)に従い、ジンバブエ民衆が民族自決と独立の権利を行使できるようにするグレートブリテン及び北部アイルランド連合王国政府の第一の責任を再確認し、同国政府に対し責務の遂行を要請する。
  5. 南ローデシア民主の基本的自由と権利を蹂躙する逮捕・拘置・裁判・刑の執行を含むあらゆる政治的弾圧を非難する。
  6. 関連する国際連合決議に違反し南ローデシアの違法体制と政治的・経済的・軍事的その他の関係を維持している南アフリカ・ポルトガル両国政府を非難する。
  7. 南ローデシア領土内からの南アフリカ警察・武装要員の即時撤退を要請する。
  8. 加盟国に対し、安全保障理事会決議第232号(1966)・第253号(1968)による決定及び有効なあらゆる条項に従い、各国の国民・組織・企業その他自国籍の機関による脱法行為を防止するためにさらに厳しい措置を講じることを要請する。
  9. 国際連合憲章第41条に従い、反乱を終結させる目的で、加盟国は以下のことを実施することを決定する。
    1. 南ローデシア違法体制とのあらゆる外交・領事・通商・軍事その他の関係を即時に断絶し、領土内における代表権を終結させること。
    2. 南ローデシアへの、または同国からの既存の輸送手段を即時に遮断すること。
  10. 宗主国としての英国政府に対し、外交・領事・通商その他に関する南ローデシアにおけるまたは同国との代表権に基づく既存の協定を撤廃することを要請する。
  11. 加盟国に対し、南ローデシア情勢に対処するにあたり、条項で定められていない行動も含め、国際連合憲章第41条の下での更なるあらゆる可能な行動をとることを要請する。
  12. 加盟国に対し南ローデシア違法体制が国際連合の専門機関への参加を停止させる適切な措置を講じることを要請する。
  13. 国際機関及び地域機関の加盟国に対し南ローデシア違法体制の参加を停止し、各機関への加盟要請を拒絶することを要請する。
  14. 加盟国に対し、南ローデシア民衆が自由と独立を獲得するための合法的な闘争への道徳的・物質的支援を増強することを要請する。
  15. 専門機関その他関連する国際機関に対し、アフリカ統一機構と協議し、南ローデシアからの難民及び南ローデシア違法体制による圧制に影響を受けている人々を支援することを要請する。
  16. 加盟国・国際連合・専門機関その他国際連合の国際機関に対し、この問題について安全保障理事会決定の履行に際し直面する経済問題に対処する支援の観点から優先事項としてザンビアへの支援増強へ緊急の努力を行うことを要請する。
  17. 加盟国、特に国際平和と安全の維持に関する国際連合憲章の下での第一の責任を持つ国家に対し現在の決議において要請された措置の効果的履行を支援することを要請する。
  18. 国際連合憲章第2条に記された原則に従い、国際連合非加盟国に対し現在の決議に従って行動することを要請する。
  19. 加盟国に対し現在の決議の履行状況に関して事務総長に対し1970年6月1日までに報告することを要請する。
  20. 事務総長に対し現在の決議の履行状況に関して報告を行い、最初の報告は1970年7月1日以前に亭主るすることを要請する。
  21. 安全保障理事会暫定手続き規則第28に従い、決議第253号(1968)により設置された委員会は以下の任務を委任されることを決定する。
    1. 現在の決議の履行状況に関し事務総長により提出される報告を精査すること。
    2. 安全保障理事会への報告の義務を果たすために必要と思われ、現在の決議履行に関連する情報を加盟国に提供を要請すること。
    3. 南ローデシア違法体制への制裁に関する安全保障理事会決定をより効果的に遂行するために加盟国がとるべき措置を検討し安全保障理事会に勧告すること。
  22. 宗主国としての英国に対し、委員会へ最大限の支援を継続すること及び委員会に現在の決議・第232号(1966)・第253号(1968)が想定している措置が有効となるための情報を提供することを要請する。
  23. 加盟国及び専門機関に対し現在の決議の履行のために委員会へ情報を提供することを要請する。
  24. 事態の進展に伴いさらなる適切な行動をとるためにこの問題を議題として扱うことを決定する。

分野:
地域:S/RES/253南ローデシア情勢S/RES/288
採択順:S/RES/276S/RES/278
Updated : 2008/05/06