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Title : S/RES/276 : The Situation in Namibia

安保理決議第276号
ナミビア情勢に関する決議

採択日:1970/01/30
会合:第1529回会合
投票:賛成13;反対0;棄権2(フランス・英国)

安全保障理事会は、

 1960年12月14日付総会決議第1514号(XV)において認識されたように自由と独立に対するナミビア民衆の不可侵の権利を再確認し、
 国際連合が南西アフリカに対する委任統治を終了し、その独立まで領土に対する直接責任を負うことを定めた1966年10月27日付総会決議第2145号(XXI)を再確認し、
 安全保障理事会が委任統治の終了を認識し、南アフリカ政府に領土内からの即時撤退を要請した安全保障理事会決議第264号(1969)を再確認し、
 ナミビア人に対する違法な逮捕・裁判・判決の継続は、関連するナミビア人の権利・世界人権宣言・当該領土に関する国際的地位に対する重大な違反であることを再確認し、
 1969年8月12日付決議第269号を想起し、

  1. ナミビアに関する総会決議及び安全保障理事会決議の遵守に対する南アフリカ政府の拒絶を強く非難する。
  2. ナミビアにおける南アフリカ当局の存在は違法であること並びに委任統治終了後のナミビアに関する南アフリカ政府により為された行為は違法で不当であることを宣言する。
  3. さらに南アフリカ政府の安全保障理事会の決定に対する反抗的な態度は国際連合の権威を冒涜するものであることを宣言する。
  4. 国際連合決議及び国際連合憲章に反した南アフリカ政府によるナミビアの継続的占領は、ナミビア民衆の権利及び利益に重大な結果をもたらすことを考慮する。
  5. あらゆる国家、特にナミビアに権益のある国家に対し、現在の決議第2パラグラフに反した南アフリカ政府との取引を自制することを要請する。
  6. 手続規則第28に従い、事務総長と協議の上、南アフリカ政府がナミビアからの撤退を拒否していることを鑑み、国際連合憲章の適切な条項に従った効果的な措置として、現在の決議を含む関連する安全保障理事会決議によりとりうる手段を検討し、1970年4月30日までに勧告を提出するために安全保障理事会に臨時小委員会(Ad Hoc sub-Committee)を設置することを決定する。
  7. あらゆる国家、特別機関、他の関連する国際連合機関に対し、小委員会に現在の決議遂行にあたり必要な情報を提供することを要請する。
  8. さらに事務総長に対し、小委員会の任務の遂行にあたり支援を行うよう要請する。
  9. 小委員会による勧告が活用できるようになれば早急にナミビア問題の検討を再開することを決定する。

分野:
地域:S/RES/269ナミビア情勢S/RES/283
採択順:S/RES/275S/RES/277
Updated : 2008/04/21