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Title : S/RES/171 : The Palestine Question

安保理決議第171号
パレスチナ問題

採択日:1962/04/09
会合:第1006回会合
投票:賛成10;反対0;棄権1(フランス)

安全保障理事会は、

 1948年7月15日付決議第54号・1951年5月18日付決議第93号を想起し、
 ティベリア湖(Lake Tiberias)周辺及び非武装地域における軍事活動に関する国際連合パレスチナ停戦機構参謀長報告を検討し、
 シリア及びイスラエル代表の声明を傾聴し、
 国際連合憲章及びイスラエル=シリア一般停戦協定に対する違反が行われた地域における事態の展開を深く懸念し、
 特に憲章第2条第4パラグラフ及び一般停戦協定第I条の条項を想起し、
 停戦が達成されたことに満足をもって留意し、

  1. 1962年3月8日から始まったシリアとイスラエル間の戦闘を批難し、関係2政府に対し力による脅威及び力の行使を控えることにより憲章第2条第4パラグラフを遵守することを要請する。
  2. 報復であるなしにかかわらず、一般停戦協定に違反するイスラエルの攻撃を批難する1956年1月19日付決議第111号を再確認する。
  3. 1962年3月16日17日のイスラエルの軍事行動はそれらの決議への言語道断の違反であると見なし、イスラエルに対し将来においてそのような行動をとらないことを要請する。
  4. 平和を回復・維持し将来の事件を予防するという任務において停戦監視機構の強化に関する参謀長により勧告された措置を支持し、イスラエル及びシリア当局に対しその早期履行のために参謀長を支援することを要請する。
  5. 双方に対し、1962年3月17日に参謀長により調整された停戦を遵守することを要請する。
  6. 非武装地帯からの武力の撤退を定めた一般停戦協定第V条及び協定付属文書第IV条の厳密な遵守を要請し、イスラエル及びシリア政府に対し違反の追放について参謀長に協力することを要請する。
  7. イスラエル及びシリア政府に対し、参謀長が一般停戦協定及び関連する安全保障理事会決議の下での責務を果たすために協力することを要請し、合同停戦委員会を再活性化し、合同停戦の機構を十分に活用するためのあらゆる必要な措置が講じられることを要請する。
  8. 参謀長に対し必要に応じて状況に関し報告を行うことを要請する。

[訳注]

 実は前文の冒頭は "Recallng its resolutions 54(1948) of 15 July 1948 and 93(1951) of 18 May 1948" とあるが、明らかに 93(1951) of 18 May 1951 の誤りであるので訳では直してある。


分野:
地域:S/RES/162中東情勢S/RES/228
採択順:S/RES/170S/RES/172
Updated : 2007/06/27