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Title : S/RES/111 : The situation in Palestine

安保理決議第111号
パレスチナ情勢に関する決議

採択日:1956/01/19
会合:第715回会合
投票:全会一致

安全保障理事会は、

 1948年7月15日付決議第54号・1949年8月11日付決議第73号・1951年5月18日付決議第93号・1953年11月24日付決議第101号・1955年3月29日付決議第106号を想起し、
 1955年12月11日にシリア領土内におけるシリア正規軍に対するイスラエル正規軍による攻撃が行われたとのシリアの申し立てに関するシリア及びイスラエル代表の声明並びに国際連合パレスチナ停戦監視機構参謀長報告を考慮し、
 国際連合パレスチナ停戦監視機構参謀長報告に従い、このイスラエルの行為は、イスラエル軍がシリア領土内に進入したことで非武装地帯に関する違反も含むイスラエル=シリア一般停戦協定の条項に対する意図的な違反であることに留意し、
 両国の究極の権利・要望・地位を侵すことなく、参謀長報告に従い、イスラエル=シリア一般停戦協定の条項に違反し、ティベリア湖(Lake Tiberias)におけるイスラエルの行動に関するシリア当局による干渉があることにも留意し、

  1. この干渉はイスラエルの行動を全く正当化しないことに留意する。
  2. イスラエル政府に対し、一般停戦協定に違反する軍事行為は報復によるものであるか否かにかかわらず安全保障理事会は既に批難していることを想起させる。
  3. 1955年12月11日の攻撃を安全保障理事会決議第54号(1948)・イスラエル=シリア一般停戦協定・国際連合憲章の下におけるイスラエルの義務に対する非道な違反として批難する。
  4. イスラエル政府が義務を果たしていないことに対し深刻な懸念を表明する。
  5. 安全保障理事会が国際連合憲章の下でのさらなる措置が平和を維持し回復するためにイスラエル政府に将来において義務を遵守することを要請する。
  6. 両国に対し、一般停戦協定第V条の下における停戦ラインと非武装地域を尊重するとの義務の遵守を要請する。
  7. 参謀長に対し、両国の権利・要望・地位を侵すことなく、ティベリア湖地域の情勢改善のための自身の提案の達成を目指すこと並びにその努力の過程を適宜安全保障理事会に報告することを要請する。
  8. 両国に対し軍事捕虜全員の即時交換に関し参謀長と調整することを要請する。
  9. 両国に対し、この件及びその他あらゆる局面について参謀長に協力し、一般停戦協定の条項を真摯に実行し、特に合同停戦委員会の機構を条項の解釈及び適用に際し十分に活用することを要請する。

分野:
地域:S/RES/108中東情勢S/RES/113
採択順:S/RES/110S/RES/112
Updated : 2007/05/09