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Title : S/RES/89 : The situation in Palestine

安保理決議第89号
パレスチナ情勢に関する決議

採択日:1950/11/17
会合:第524回会合
投票:賛成9;反対0;棄権2(エジプト・ソビエト連邦)

安全保障理事会は、

 

 安全保障理事会に提出された申し立てに対するエジプト・イスラエル・ヨルダン=ハシミテ王国の代表及び停戦監視機関官房長(the Chief of Staff of the Truce Supervision Organization)による資料及び見解を考慮し、

  1. イスラエル=ヨルダン一般停戦協定(the Israel-Jordan General Armistce Agrement)第VIII 条の履行に関して、特別委員会が設置され召集されたことに留意し、同条の第2・第3パラグラフにおいて意図された機能が迅速に実施されることを希望する。
  2. 現在の申し立てに関連する諸国に対し、申し立てと問題点の解決に関し停戦協定において策定された手続きに従って扱うことに合意することを要請する。
  3. エジプト=イスラエル合同停戦委員会(the Egyptian-Israel Mixed Armistice Commission)に対し数千人のパレスチナ系アラブ人の追放に関するエジプトの申し立てに緊急の配慮を行うことを要請する。
  4. 両国に対し、帰還する権利を与えられたアラブ人の帰国に関するエジプト=イスラエル合同停戦委員会の所見を実行することを要請する。
  5. 遊牧アラブ人の移動については、停戦監視機関官房長に対し双方の合意の上国際的国境または停戦ラインを横断する遊牧アラブ人の移動の制御について自らが適当とみなす措置を、イスラエル・エジプト・他のアラブ諸国に勧告する権限を承認する。
  6. 関係政府に対し、将来において、合同停戦委員会へ事前の通告なしに国際的国境または停戦ラインを超えての人の移動に対し何も行動を起こさないことを要請する。
  7. エジプト=イスラエル一般停戦協定(the Egypt-Israel General Armistce Agrement)第X条第4パラグラフに基づく特別委員会の1950年3月20日付決定に従いイスラエル軍がビル・カタル(Bir Qattar)を明け渡し、停戦協定により承認された位置まで撤退するとのイスラエル政府声明に留意する。
  8. エジプト及びイスラエルに、互いの差異を理解するために国際連合加盟国として国際連合憲章の下における義務を想起させ、さらにエジプト・イスラエル・ヨルダン=ハシミテ王国に対し「パレスチナにおける恒常的平和の復帰」を目指すとの停戦協定を想起させ、それゆえに、これらの国家及び当該地域の他の国家に対し問題解決に見地位びくためのあらゆる措置を講じることを要請する。
  9. 停戦監視機関官房長に対し、90日後またはそれ以前に参謀長が必要と見なした時点において本決議の遵守状況及び様々な合同停戦委員会(Mixed Armistice Commissions)の活動状況について安全保障理事会に報告することを要請する。さらに様々な合同停戦委員会及びエジプト=イスラエル一般停戦協定第X条第4パラグラフに基づく特別委員会のあらゆる決定について、安全保障理事会に定期的に報告することを要請する。

分野:
地域:S/RES/73中東情勢S/RES/92
採択順:S/RES/88S/RES/90
Updated : 2007/02/25