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Title : S/RES/1 : Military Staff Committee

安保理決議第1号
軍事参謀委員会に関する決議

採択日:1946/01/25
会合:第2回会合
投票:無投票で採択

 国際連合憲章第47条に基づき、安全保障理事会に助言ならびに援助を与えるために軍事参謀委員会(Military Staff Committee)を設置することを定めており、常任理事国の参謀総長又はその代表者で構成することとなっている。
 それゆえに、

  1. 安全保障理事会は常任理事国に、1946年2月1日ロンドンにおいて開催される会合において参謀総長またはその代表者を派遣することを要請し、
  2. 安全保障理事会は軍事参謀委員会を構成するために召集された参謀総長またはその代表者を定め、
  3. 安全保障理事会は、上項の結果構成された軍事参謀委員会の最初の任務として、組織(事務要員を含む)及び手続きに関する提議を安全保障理事会に行い、承認を得ることを命じる。


【訳注】
  1. 前文で「参謀総長」と訳した原語は "the Chiefs of staff" である。正確には、この単語は(複数形であるので)軍の「参謀」であり、その代表者が「参謀総長」だとは思うのだが、国連憲章第47条の条文がそうなっているので統一しておいた。(fで終わる単語の複数形の語尾が -ves でないのも不思議。)
  2. 第1項でいう「定める」は"direct"の訳である。文脈的に軍事参謀委員会の設置のために、常任理事国に自国の参謀総長(にあたる役職の人物)を出すように命令せよ、と要求しているためそう訳した。これは第2項・3項でも"direct"という単語が用いられており、同様に通用する訳語とするため。
  3. 第1項では、安保理が常任理事国に対し、「参謀総長を出席させろ」と言い、第2項ではそうして参加させた参謀総長たちを国連の軍事参謀委員会のメンバーとして任命し、第3項ではそうしてできた委員会の活動の骨格案を出したら承認してやるぞ…という、ごく単純なことを決議しているだけなのに、原文に忠実に訳そうとすると妙な日本語になる。。。

分野:国連組織関連S/RES/75
地域:
採択順:S/RES/2
Updated : 2005/05/08