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| 8月 3日(水曜日) 山本 |
■スーダンで続く暴動
反政府組織の元指導者で第一副大統領でもあったガラン(John Garang)氏がヘリ墜落事故で亡くなって以降、彼の支持者を中心にした首都ハルツームで暴動を起こしており、事務総長は冷静さを取り戻すことを要請した。
■深刻化するニジェールの食糧情勢
国連世界食糧計画(WFP)は3日、悪化するニジェールの食糧状況に対し、深刻な栄養失調にさらされている350万人への緊急援助をこれまでの2倍、7500万ドルの拠出を要請した。
■ウズベキスタン難民を受け入れ:ルーマニア
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は、2か月前に国情不安から避難したウズベキスタン難民約430人を一時的に保護すると決定したルーマニア当局を賞賛した。
■少ない立候補に懸念:UNMIL
国連リベリアミッション(UNMIL)は3日、10月の選挙への立候補者が極めて少ないことに懸念を表明した。立候補の締め切りは6日であるが、2日朝の時点で大統領候補1名・上院議員候補4名・下院議員候補6名しか届け出ていない。
■イランにウラン処理中止を要請:IAEA
イランが去年自主的に延期していたウランの濃縮と再処理を8月1日に再開したことに対し、国際原子力機関(IAEA)は3日、監視装置の設置のために来週半ばまで作業を注視することを要請した。
■モーリタリアのクーデター未遂に憂慮:事務総長
モーリタリアで発生したクーデター未遂事件に対しアナン事務総長は深い憂慮を示し、憲法の規定に基づかない政権の奪取に関するいかなる試みも非難し、政治的な対立は平和的・民主的プロセスを通じて解決すべきであることを強調した。
■中国四川省で豚インフルエンザが流行:WHO
世界保健機関(WHO)は3日、中国からの最新の報告によれば四川省で豚インフルエンザ(pig flu;Swine flu)で少なくとも38人が死亡、200人以上が罹患していると発表した。中国当局の発表では現在のところ人から人への感染の証拠は確認されていない。
■まだ警戒が必要なアフリカのバッタ大発生
国連食糧農業機関(FAO)は3日、豪雨とバッタの異常発生で苦しめられているチャド東部とスーダンのダルフール地域に関する状況を報告し、昨年と比較して改善はされたものの、さらなる警戒が必要であると強調した。
◆「今日の一言」 − 豚インフルエンザ −
「豚インフルエンザ」は聞き慣れない病名かも知れません。鳥インフルエンザほど怖くはないのか…というと実に微妙で。
これまでに発見されている豚インフルエンザウィルスに罹患しても症状はさほど重くなく、予後も良好とされています。が、問題視されているのは、豚が鳥インフルエンザにもヒトインフルエンザにも感染することです。哺乳類の体内で複数の型のウィルスが入り、合体して遺伝子変異を起こす危険性があることです。(そのようにしてできたウィルスを reassortant viruses と言います。)
最近アジア各地で鳥インフルエンザウィルスが発見された地域のそばで、豚から、その鳥インフルエンザウィルスが発見されている例も報告されているようです。
このリアソータントウィルス化してヒトにも感染するようになったウィルスがパンデミック(大流行)を引き起こす危険性を米国の疾病管理予防センター(CDC)が指摘しています。
記事にある「豚インフルエンザ」が、危険な鳥インフルエンザ起源のものであるのか、またそうであったら人間への感染をどう防ぐのか、早急な確認と対処が必要です。
| 8月 4日(木曜日) KENICHI |
■安保理、イラクテロ阻止決議
国連安保理は、イラクでテロ事件が後を絶たないとして、武装勢力への武器や資金の提供を阻止するよう加盟各国に協力を求める決議を全会一致で採択した。決議では、「イラクでのテロ活動を許してはならない。テロ活動は平和や安全に対する脅威である」ことが訴えられている。
■事務総長、モーリタニアでの軍部クーデターを非難
アフリカ北西部モーリタニアで、軍部が全権を掌握し、タヤ大統領の「全体主義」統治を終結させたと宣言した。アナン事務総長は、このクーデターを非難し、憲法秩序の再構築、人権や主権の尊重を呼びかけた。
■スーダン:国連ミッション、平静を取り戻したと指摘
スーダンのジョン・ガラン第一副大統領が墜落死したことを受け、同国の首都ハルツームや南部の主要都市ジュバなどで1日、南部出身の黒人系住民ら数千人が暴動を起こしたが、国連ミッションは暴動は治まり、平静を取り戻したと指摘した。
■ユニセフ:アフガニスタン女性の教育と保健の改善を呼びかけ
ユニセフは、アフガニスタンの女性や少女の保健や教育は改善されなければならないと呼びかけた。ユニセフは、アフガニスタンは世界で唯一、女性の将来への希望が男性のそれよりも劣っている国である、としている。
■IAEA、イランの核問題で週明けにも緊急理事会
国際原子力機関(IAEA)は週明けにもイランの核問題を討議する緊急理事会を開催する。再三の警告にもかかわらず、ウラン濃縮の前段階に当たるウラン転換の再開方針を撤回しないイランを翻意させるのが狙い。英仏独はイランがウラン濃縮関連活動に当たる転換を再開すれば、交渉を打ち切って国連安全保障理事会に付託すると警告している。
| 8月10日(水曜日) 山本 |
■ハイチで多発する誘拐
国連ハイチ安定化ミッション(MINUSTAH)は誘拐されていた男性を発見した。ハイチでは武装集団に誘拐される事件が多発、MINUSTAHは警戒を強化しており、ベル・エア(Bel Air)のスラム街を巡回中に怪しい集団を追跡していると、被害者を残して逃亡した。
■タジキスタン難民に市民権付与:トルクメニスタン
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は10日、1992年から1997年の間に隣接するタジキスタンからの1万人以上の難民に対し市民権を与えるとのトルクメニスタン政府の決定を歓迎した。
■津波被害を受けたイエメン漁業への援助を要請:FAO
国連食糧農業機関(FAO)は昨年12月に発生したインド洋津波により大きな被害を受けたイエメン漁業の復興プロジェクトのために220万ドルの資金拠出を要請した。同国では漁港だけでなく、漁船・網なども被害を受けており、半年間漁業を行えていない状況である。
■陸封国が援助を要請
パラグアイで開催されていた、陸封国31か国による高官級会議が終了し、この会議で採択されたアスンシオン綱領(Asuncion Platform)において、陸封国の多国間取引システムの完全な統合、専門的な援助の要請を行った。陸封国では国境を越えて陸路で海岸に出る必要があるためそれだけコストが加算されてしまい、国の経済成長率を0.7%低下させるという報告もなされている。
| 8月11日(木曜日) KENICHI |
■イラン安保理付託、事務総長が消極姿勢
アナン事務総長は、イランのウラン転換作業着手について記者団に「現状の行き詰まりを打開する最善の策は欧州3カ国(英仏独)とイランが協議を続けることだ」と述べ、同問題を安全保障理事会に付託(報告)することには消極的な姿勢を示した。事務総長は現在、国際原子力機関(IAEA)が同問題に対する非難決議の調整を進めていることに言及し、「まずそのプロセスを経る必要がある」として協議を見守る考えを示した。
■IAEA、イランにウラン転換中止を求める決議案を採択
イランの核問題を協議する国際原子力機関(IAEA)緊急理事会は11日、イランにウラン転換作業の中止を求める決議案を採択した。イランは10日、中部イスファハンのウラン転換施設で、IAEAが設置した封印を解除し、作業再開を表明していた。
■事務総長、安保理拡大の年内実現を期待
アナン事務総長は、国連安全保障理事会の拡大が年内に実現するよう期待すると述べ、当初の計画だった9月の実現を事実上期待していないことを示唆した。事務総長は記者団に対し、「(9月の)国連総会特別首脳会合前に実現できなくても、この議題が消滅するわけではない。引き続き検討を続け、クリスマス休暇の開始までには決着できるよう期待している」と語った。
■安保理、イラク支援ミッションの任期を1年延長
国連安保理は、第1619号決議を全会一致で採択し、国連イラク支援ミッションの任期を1年間延長することを決定した。この決議は「国連は代表性を持つイラク政府の建設とイラクの全国的な対話の推進を援助する面で主導的な役割を果すべきだ。イラクが全国的な対話を行うのはイラクの政治の安定と団結にとって非常に重要だ」と述べている。同決議はまた、イラクの独立、主権そして領土保全を支持する立場を再度表明した。
■世界観光機関、観光業がテロの脅威に強くなったことを指摘
世界観光機関は、観光市場はここ数年、テロリストの脅威により耐えうるようになったと指摘した。例えば、世界観光機関の市場調査部門の報告によると、エジプトのシャルムエルシェイクで起きた同時爆弾テロは、この方面への旅行者に対して限定的で短期的な影響しかもたらさなかった。
| 8月17日(水曜日) 山本 |
■バグダッドの爆破テロを非難:事務総長
バグダッドで発生し43名もの犠牲者を出した爆破テロに対しアナン事務総長は人道主義の原則に反していると非難するとともに、遺族に対して弔意を表した。
■バングラデシュ数都市で爆破テロ発生
バングラデシュの首都ダッカ及びその他の都市で発生した爆破テロに対しアナン事務総長はこの無差別な暴力を非難し、犠牲者の家族に弔意を表した。
■約100万人のソマリア人に人道支援が必要
国連食糧農業機関(FAO)の食糧安全解析ユニット(FSAU;Food and Security Analysis Unit)による最近の評価によれば、ソマリア全土の91万9000人が緊急人道支援を必要としている模様。しかしながら必要な資金の57%が不足している。
■コートジボアール西部で武装集団の武装解除開始へ
コートジボアール西部を本拠地とする武装集団・大西部抵抗愛国者同盟(UPERGO;Union of Patriots for Resistance in the Great West)と愛国者連合(AP-WE;Association of We Patriots)、大西部解放戦線(FLGO;Great West Liberation Front)は武装解除に同意しており、来週の水曜日から武装解除を開始し、国連コートジボアールミッション(UNOCI)はこれを歓迎した。
■風聞に急き立てられる難民:コンゴ民主共和国
コンゴ民主共和国への難民帰還が着実に進んでおり、中には受け入れ態勢が不十分な地域への帰還もあったが、これは来年実施される選挙への有権者登録を済ませておかないと国籍を失うとの誤った噂の蔓延が一因となっていることが判明。多すぎる難民の帰還に、先に帰還した難民が他人の家屋を不当に占拠して住むなど別の問題も発生している。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)はその噂を信じないよう呼びかけている。
■アンゴラでポリオの予防接種キャンペーンを再開
西アフリカ諸国では2001年からポリオ患者が発見されていないかったにもかかわらず、先日アンゴラで6名の患者が報告され、世界保健機関(WHO)とユニセフはポリオワクチンの予防接種キャンペーンを開始した。患者のうち2人はアンゴラとコンゴ民主共和国との国境地域で発見されているため、この周辺地域で免疫を持たない人がまだいると推測されている。
■モルディブで津波被災からの復興プロジェクトが始動
昨年12月のインド洋津波で被災したモルディブ諸島に対し中国の資金提供により50万ドル規模の復興プロジェクトが始動した。主に住宅の再建や修理に活用される。
■中国の豚インフルエンザ伝染ピーク終結に
中国四川地方で発生し、215名が罹患、39名が死亡した豚インフルエンザは既に感染のピークは去ったと見られるものの、感染地域からの豚の移動と、肉の販売に関しては十分に監視を続ける必要あり。
■来月の会合に向けて世界の声を集約するためにサイトを公開:DPI
9月7〜9日にニューヨークの国連本部で開催される、第58回DPI/NGO会合「私たちの挑戦:平和と協調と再生を求めて(Our Challenge: Voices for Peace, Partnerships and Renewal)」に向けて、世界が直面する極端な貧困にどのように対処すべきかに関する声を集約するためにウェブサイトが公開された。(http://www.undpingoconference.org)
| 8月18日(木曜日) KENICHI |
■西サハラ:事務総長、POLISARIO戦線によるモロッコ人捕虜の解放を歓迎
アナン事務総長は、サギアエルハムラ・リオデオロ解放戦線(POLISARIO)によるモロッコ人捕虜全員解放の決定を歓迎した。404人の捕虜は国際赤十字によってモロッコへ帰還した。事務総長は関係団体、特に国際赤十字と米国上院議員のリチャード・ルガー氏に感謝の意を表明した。
■ダルフール:情勢不安と犯罪が停戦協定を脅かす
ダルフールでは7月に武装勢力とスーダン政府との間での対立が再燃しているが、国連の報告によると、人道支援者に対する前例のない暴力のように情勢不安と犯罪が急増している。
■国連特使、ミャンマー訪問・軍事政権幹部らと会談
アナン事務総長の特使としてアラタス元インドネシア外相が18日、ミャンマーを訪れた。3日間の滞在中に軍事政権幹部と、遅れが目立つ民主化問題について意見交換する。アラタス氏は到着後、記者団に「国連改革に関する事務総長の書簡を持参した」と述べた。19日には軍事政権トップのタン・シュエ国家平和発展評議会議長と会談する予定である。
■コートジボアール:事務総長特別代表、平和プロセスを妨害しないよう呼びかけ
ピエール・ショリ国連事務総長特別代表は、「コートジボアールにおける平和へのプロセスのよい流れを妨害する客観的な理由はもはや存在しない」とアビジャンで語り、コートジボアールの各勢力に対し、平和へのプロセスを妨害しないよう呼びかけた。
■UNHCR、コンゴ難民に時期尚早の帰還を促す風評に注意するよう呼びかけ
UNHCRは、現在隣国にいるコンゴ難民に対し、祖国の各地域への時期尚早な帰還を促す風評に注意するよう呼びかけた。現実的には、コンゴは未だに大量の難民帰還を受け入れられるような状態ではない。
| 8月24日(水曜日) 山本 |
■パレスチナ諸勢力に平和的な対応を要請:事務次長
ガムバリ政治問題担当事務次長(Ibrahim Gambari Under-Secretary-General for Political Affairs)は24日、イスラエルのガザ地区からの撤退がほぼ終わりつつあることを受け、パレスチナの諸勢力に対し暴力を拒否し平和的かつ民主的な方法でゴールを目指すよう呼びかけた。
■ニジェール訪問2日目:事務総長
ニジェールを訪問中のアナン事務総長は24日、バッタの異常発生と旱魃により極端な食糧不足状態にかれている同国に対し、国連諸機関が政府・NGOと協力して支援することを強調した。同国ではここ15年間、慢性的にバッタと旱魃に襲われて農産物の収穫に悪影響を与えており、約265万人が危険な状態にさらされている。
■「エデンの園」復旧に向かう:イラク
国連環境計画(UNEP)は24日、サダム・フセインの治世下で荒廃が進んでいたメソポタミアの湿地帯地域が最近の人工衛星画像の解析により急速に回復していることが確認されたと発表した。この地域は一部から聖書の「エデンの園」の場所と見られていたが、フセイン治世下は大規模な排水設備が設置され湿地帯が乾燥化し、元の状況から大きく変化してしまっていた。
■合衆国宗教指導者の暗殺教唆発言に抗議
合衆国の宗教指導者パット・ロバートソン(Pat Robertson)師が自身のテレビ番組でベネズエラのチャベス大統領(President Hugo Chavez)の暗殺を呼びかける趣旨の発言をしたことに対し、国連は報道官を通じ暴力を刺激するいかなるコメントも容認しないと抗議した。
■世界的な抗インフルエンザ薬の備蓄を要請:WHO
世界保健機関(WHO)の李鍾郁(Lee Jong Wook)事務局長は24日、インフルエンザの蔓延に対処するために世界で300万人分の抗ウィルス薬の備蓄を行うよう要請した。
現在の鳥インフルエンザの発生を受け準備が検討されたものであるが、富裕国はウィルスの備蓄が容易であるが、貧困国にとっては困難であるため。
■「命のための水の10年」への協力を要請:事務総長
アナン事務総長は「命のための水の10年('Water for Life' Decade)」の目標を上げ、長期間持続可能な水の使用と公衆衛生の改善を進めるため、より多くの資金提供を要請した。
「命のための水の10年」は、1981年〜1990年の「国際水供給と衛生の10年(International Drinking Water Supply and Sanitation Decade)」を受けて、2003年12月に採択され、「世界水の日(World Water Day)」である3月22日から開始された。
■森林火災防止への措置を要請:UNISDR
ポルトガルで夏の初めに発生した火災で森林・農地14万ヘクタール以上を焼き尽くした状況を受け、国連国際防災戦略(UN International Strategy for Disaster Reduction)はこのような危険を低減させるための措置を講じるよう世界各国に要請した。
■「北海を守れ」キャンペーンが国連広報大賞を受賞
国連広報局(UN DPI)と国際広報協会(IPRA;International Public Relations Association)が共同で選定している優秀な広報活動を賞賛する国連広報大賞(UN Grand Award)にウェーバー・シャンドウィック(Weber Shandwick)社が手がけた「北海を救え(Save the North Sea)」キャンペーンが選ばれた。
このキャンペーンは毎年北海に2万トンのごみが放棄されていることを、北海に棲息するフルマカモメが食べ物と間違って食べてしまうためにの96%が胃の中にプラスチックがあるという状況を取り上げ、訴えている。
| 8月25日(木曜日) KENICHI |
■安保理、ハリリ暗殺事件捜査への各国の協力を要請
安保理全構成国はm各国に対し、2月14日にベイルートで起きたハリリ前レバノン首相の暗殺事件に関する国際捜査委員会への協力を繰り返し要請した。一方、国連のイブラヒム・ガンバリ政治局長(事務次長)は、安保理で報告し、シリアが捜査に非協力的な姿勢を示していることを明らかにした。
■サブサハラ地域、食糧不足が深刻
アフリカ・サハラ砂漠南端に位置するサヘル地域で、2004年の干ばつとバッタによる食害で深刻な食糧不足が起きている。国連によると、最も被害が大きいニジェールでは人口の約22%にあたる約270万人が食糧不足に直面し、マリやモーリタニア、ブルキナファソなど近隣国を含め計約480万人が食糧支援を必要としている。
■国連報告、「世界の不平等は10年前より顕著」
国連の「2005年世界の社会状況に関する報告」によると、多くの地域でここ数年、前例のない経済成長や生活状況の改善が見られるものの、グローバリゼーションとともに進行する世界全体の不平等は深刻化している。そして、多くの国は不平等の危機の中にあって混乱している状態にある。
■グテーレス難民高等弁務官、チャドに謝意を表し、スーダンに和平協定を求める
グテーレス国連難民高等弁務官は、チャドの国民や政府に対して、約20万人のダルフール難民への“目を見張るような”親切名受け入れに感謝の意を述べ、難民が安全に帰還できるよう、一刻も早いスーダン政府と反政府勢力の和平協定を求めた。高等弁務官は、他の世界的な重大事件に目を奪われ、若干忘れられつつあるスーダンに、今こそもう一度目を向ける時であると語った。
■国連報告、「パレスチナ国家建設のために経済再建が必要」
国連の報告書によると、「パレスチナ国家建設は経済の再建を経なければならない。」報告書は、経済再建は生産や貿易の強化だけでなく、5年間の紛争と40年間の占領で荒廃した域内の貧困との闘いも目指す必要があるとしている。
| 8月31日(水曜日) 山本 |
■合衆国のハリケーンの被害者に弔意を表明:事務総長
アナン事務総長は合衆国を襲ったハリケーン・カトリーナによる犠牲者に弔意を示し、被災者に同情を表明した。
■巡礼者パニックによる惨事に弔意を表明:事務総長
バグダッドのチグリス川にかかる橋で起こった巡礼者のパニックによる大惨事の犠牲者の遺族に対し、アナン事務総長は弔意を表すとともに全面的な支援を誓約した。
■バグダッドでジャーナリストが殺害
ユネスコの松浦事務局長は、28日にバグダッドでロイターの職員が襲撃され、2名が死傷したことを非難し、イラク当局にジャーナリストの行動の自由の確保を強く要請した。
■国連シエラレオネ統合事務所を設置
安全保障理事会は31日、来年1月で活動期限が終了する国連シエラレオネミッション(UNAMSIL)の後を受けて同国の安定と持続可能な開発を支援するための国連シエラレオネ統合事務所(UNIOSIL;UN Integrated Office in Sierra Leone)を設置する決議を全会一致で採択した。
■9月の世界サミットに先立ちミレニアム目標の重要性を強調:事務総長
アナン事務総長は31日、9月に行われる国連世界サミット(UN World Summit)に向けてミレニアム開発目標(MDGs)の推進への強力な支持を要請した。
[UN World Summit] http://www.un.org/summit2005/
■貧困からの脱出のための女性の仕事に投資を:UNIFEM
国連婦人開発基金(UNIFEM;UN Development Fund for Women)のヘイゼル事務局長は世界サミットのために公開された報告書『世界の女性の進歩2005(Progress of World's Women 2005: Women, Work and Poverty)』を取り上げ、多くの国で女性がインフォーマルな分野で働いており、この分野への投資が行われないと貧困からの脱出も困難であると強調した。
[Progress of the World's Women 2005: Women, Work & Poverty]
http://www.unifem.org/resources/item_detail.php?ProductID=48
■『世界資源2005』を発表
国連開発計画(UNEP)のテプファー事務局長は31日、世界資源研究所(World Resources Institute)が世界サミットのために発表した報告書『世界資源2005(World Resources 2005: The Wealth of the Poor: Managing Ecosystems to Fight Poverty)』を取り上げ、支援プロジェクトだけでなく、負債削減・貿易改革など貧困との戦いの重要性を強調した。
[World Resources 2005]
-- The Wealth of the Poor: Managing ecosystems to fight poverty--
http://population.wri.org/pubs_description.cfm?PubID=4073
■中国、国際人権B規約批准へ
国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)と中国政府は31日、市民的及び政治的権利に関する国際規約(International Covenant on Civil and Political Rights;いわゆる国際人権B規約)への批准に関する了解覚書に調印した。
■鳥インフルエンザが渡り鳥の飛路伝いに拡大する恐れ:FAO
国連食糧農業機関(FAO)は31日、アジアの数か国で罹患者のあった鳥インフルエンザは、渡り鳥の飛路を伝って中東・ヨーロッパ・南アジア・アフリカなどにも伝播する危険があると警告した。
■伝統医術の施術者との協力でアフリカのコミュニティでのHIV感染予防へ
世界保健機関(WHO)は31日、アフリカの日常生活の中で重要な役割を担っている、伝統医術の施術者との協力がHIVの感染を予防する方法の普及に多いに役立つと発表した。
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Updated : 2007/02/16
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